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「コンクリートがら」とは?処分方法と費用相場を解説します

こんにちは!岡山の解体専門業者の株式会社アライブです。
解体工事で発生したコンクリートがらの処分方法がわからない」「処分費用の相場を知りたい」とお悩みではありませんか?
この記事では、コンクリートがらの定義や処分方法、費用相場について詳しく解説します。
最後まで読めば、適切な処分方法を理解し、スムーズな解体工事を進めるための知識が得られます。
岡山解体工事を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次 [閉じる]

解体工事で出るコンクリートがらについて

コンクリートがらとは

コンクリートがらとは、解体工事やリフォーム工事で発生する廃コンクリートのことを指します。
主に、建物の基礎部分や外壁、床などのコンクリート構造物を取り壊した際に生じる破片や塊が含まれます。
これらは建設廃材の一種であり、適切な処理を行わなければ環境負荷を増大させる原因になります。

コンクリートがらと似た産業廃棄物「コンクリートくず」と「がら混じり残土」

コンクリートがらに似た産業廃棄物として、「コンクリートくず」と「がら混じり残土」があります。

  • コンクリートくず:コンクリート製品の製造過程や使用後に発生する破片や粉状の廃材
  • がら混じり残土:土砂にコンクリート片やがれきが混ざったもの

どちらも産業廃棄物として分類され、適切な処理が求められます。

解体工事で発生したコンクリートがらの処分方法

9割以上が再生利用

解体工事で発生したコンクリートがらのほとんどは、再資源化されています。
主な利用方法は以下のとおりです。

  • 再生砕石:道路の路盤材として再利用
  • 再生コンクリート:新たなコンクリート製品の原料として活用
  • 埋め戻し材:土地造成や建設現場の埋め戻し資材

リサイクル率が高く、環境負荷を抑えながら有効活用されるのが特徴です。

1割弱は安定型最終処分場に埋め立て

再利用が難しいコンクリートがらは、安定型最終処分場に埋め立てられます。
安定型最終処分場は、雨水などによる有害物質の溶出リスクが低い産業廃棄物を埋め立てる施設です。
コンクリートがらの一部はこの施設で適切に処理されます。

コンクリートがらの処分にかかる費用相場

コンクリートがらの処分費用は、地域や業者によって異なります。
岡山県内では、以下の相場が一般的です。

処分内容費用相場(1立方メートルあたり)
コンクリートがら処理6,000円~12,000円
地中埋設物撤去12,000円~

処分費用は、廃棄物の量や運搬距離、処理施設の種類によって変動します。
複数の業者から見積もりを取り、適正価格で処分することをおすすめします。

コンクリートがらを処分する際の注意点

コンクリートがらを適切に処分するためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。処分方法を誤ると、追加費用が発生したり、法律違反になる可能性もあります。

産業廃棄物処理法に基づいた適正処分が必要

コンクリートがらは、産業廃棄物処理法に基づいて適切に処分する必要があります。違法な投棄を行うと、罰則や高額な罰金が科せられることがあります。特に、不法投棄が問題視されているため、許可を持つ業者に依頼することが重要です。

分別作業を行うと処分費用を抑えられる

コンクリートがらの処分費用は、廃材の種類や処理方法によって変動します。木材や金属、プラスチックなどが混ざっていると、分別作業が発生し、その分費用が高くなることがあります。そのため、解体工事の際には、事前に分別を行い、純粋なコンクリートがらとして処理することでコストを抑えることができます。

許可を持つ業者に依頼することが重要

コンクリートがらの処分を依頼する際は、岡山県の産業廃棄物処理業許可を取得している業者を選ぶことが重要です。無許可の業者に依頼すると、違法投棄のリスクがあり、発注者側にも責任が問われる可能性があります。

コンクリートがらの再利用が進む理由

近年、建設業界ではコンクリートがらの再利用が進んでいます。その背景には、環境保護やコスト削減の観点が関係しています。

環境負荷の軽減

コンクリートの製造には、大量の砂利や砂、セメントが必要です。しかし、これらの資源は有限であり、採取し続けると環境破壊につながります。再生コンクリートを利用することで、資源の枯渇を防ぎ、環境保護に貢献できます。

処分費用の削減

コンクリートがらをそのまま埋め立て処分すると、産業廃棄物としての処理費用が発生します。しかし、リサイクルすることで、処分費用を削減できる場合があります。特に、再生砕石として活用される場合、コストを抑えることが可能です。

建設業界のSDGs推進

近年、SDGs(持続可能な開発目標)の観点から、建設業界でも環境負荷の少ない工事が求められています。コンクリートがらのリサイクルは、その一環として注目されています。

コンクリートがらの処分を業者に依頼する流れ

コンクリートがらの処分をスムーズに進めるためには、以下の流れで業者に依頼すると安心です。

① 事前に見積もりを取る

処分費用は業者によって異なるため、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。費用だけでなく、処分方法や対応の丁寧さもチェックしましょう。

② 産業廃棄物の適正処理ができるか確認

業者を選ぶ際には、産業廃棄物処理業の許可を取得しているか確認しましょう。許可がない業者に依頼すると、違法処分のリスクがあるため注意が必要です。

解体工事後、適切に運搬・処分

解体工事が完了したら、業者がコンクリートがらを運搬し、処分場へと搬送します。適切な処分が行われた証明書(マニフェスト)を発行してもらうことが重要です。

④ 処分完了後、証明書を受け取る

処分が完了したら、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を受け取りましょう。これは、法律で定められている処分の証明書となるため、大切に保管しておく必要があります。

岡山県でのコンクリートがら撤去の具体的な流れ

岡山県内でコンクリートがらの撤去を検討している方のために、実際の作業の流れを詳しく解説します。

① 事前調査と計画の立案

解体工事や撤去作業をスムーズに進めるためには、まず事前調査が必要です。

  • 撤去するコンクリートがらの量を把握する(体積や重量を算出)
  • コンクリートがら以外の混合廃棄物の有無を確認する(金属、木材、プラスチックが混ざっていないか)
  • 処分場やリサイクル施設の手配を行う岡山県内の受け入れ施設を確認)

これらの情報をもとに、撤去にかかる費用やスケジュールを決定します。

② 実際の撤去作業

事前準備が整ったら、いよいよ撤去作業を開始します。

撤去のポイント

  • 大型重機(油圧ショベル、ブレーカーなど)を使い、効率的に解体・撤去を行う
  • コンクリートがらとその他の廃材を分別しながら作業を進める
  • 周辺への粉塵・騒音対策を実施する(散水、養生シートの設置など)

岡山では住宅密集地の解体工事も多いため、近隣への配慮が重要です。特に粉塵の飛散を防ぐために散水作業を適切に行い、トラブルを防ぎます。

③ 運搬と適正処理

撤去したコンクリートがらは、以下の2つのルートで処理されます。

  1. リサイクル施設へ搬入し、再生砕石として活用
  2. 最終処分場へ搬入し、埋め立て処分

岡山県内にはいくつかの産業廃棄物処理施設があり、リサイクル可能なコンクリートがらは、砕石場や建設資材として再利用されることが多いです。

岡山県内のコンクリートがら受け入れ施設

岡山県内でコンクリートがらを処分する場合、どのような施設があるのかを事前に知っておくとスムーズに進められます。

リサイクル施設(再生砕石として活用)

  • 岡山県内の再生砕石プラント(建設現場向けの砕石を製造)
  • 道路工事用の骨材として活用(公共工事の路盤材に使用)

産業廃棄物処理施設(最終処分場)

  • 岡山市・倉敷市の安定型最終処分場(埋め立て可能な産業廃棄物を受け入れ)
  • 県内の特定産業廃棄物処理施設(大規模な処分が必要な場合に利用)

コンクリートがらの大半はリサイクルされるため、岡山県では環境負荷を抑えながら処理を進める取り組みが行われています。

実際の施工事例(株式会社アライブの事例)

岡山県内で解体工事を行い、コンクリートがらを撤去した事例を紹介します。

施工事例①:住宅の基礎撤去(岡山市北区)

【状況】

  • 築40年の木造住宅を解体
  • 基礎部分にコンクリートがらが大量に発生

【対応内容】

  • コンクリートがらを分別しながら撤去
  • 10トンダンプで3回運搬し、リサイクル施設へ搬入
  • リサイクル後、再生砕石として地元の道路工事に活用

【結果】

  • 廃棄コストを30%削減
  • 周辺住民への影響を最小限に抑え、スムーズに作業完了

施工事例②:店舗解体工事(倉敷市)

【状況】

  • 旧店舗の解体に伴い、大量のコンクリートがらが発生
  • 狭小地での作業が必要

【対応内容】

  • 小型重機を活用し、慎重に撤去
  • リサイクル可能なものを分別し、再生砕石として利用
  • 埋め立て処分が必要なものは適正処理

【結果】

  • 工期を予定より1週間短縮
  • 費用を約20万円削減

岡山県内では、さまざまな現場でコンクリートがらの処理が求められます。適切な業者に依頼し、計画的に進めることが重要です。

株式会社アライブにコンクリートがら撤去を依頼するメリット

岡山県で解体工事を行う際、コンクリートがらの撤去は信頼できる業者に任せることが重要です。株式会社アライブでは、以下のメリットがあります。

  1. 岡山県内のリサイクル施設と連携し、低コストで処分可能
  2. 迅速な撤去作業で工期を短縮できる
  3. 近隣住民への配慮を徹底し、トラブルを防ぐ
  4. 再利用可能な廃材を分別し、処分費用を削減

コンクリートがらの違法投棄の問題と対策

コンクリートがらは適切に処分されるべき産業廃棄物ですが、違法投棄が社会問題となっています。特に、県内でも山間部や空き地への不法投棄が発覚し、処分業者や土地所有者に大きな影響を与えています。ここでは、違法投棄の現状と対策について詳しく解説します。

違法投棄とは? 罰則やリスクについて

違法投棄の定義

違法投棄とは、適正な処理をせずに産業廃棄物を不法に捨てることを指します。特に、コンクリートがらのような建設系廃棄物は適正処理が義務付けられており、不法投棄は法律で厳しく罰せられます

違法投棄の主な原因

  1. 処分費用を抑えるために無許可業者が違法投棄する
  2. 悪質な解体業者が費用を浮かせるために不適切な処理を行う
  3. 土地所有者が廃棄物の管理を怠り、不法投棄されやすい環境になっている
  4. 業者が倒産し、処分責任が宙に浮くケースもある

違法投棄に対する罰則

産業廃棄物の違法投棄は**廃棄物処理法(廃掃法)により厳しく規制されており、違反すると5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(法人は3億円以下の罰金)**が科せられる可能性があります。

また、違法投棄を依頼した側(発注者)も罰則対象となる場合があり、「知らなかった」では済まされません。

岡山県内での違法投棄の事例

岡山県内でも過去にコンクリートがらの違法投棄が問題となったケースがあります。

事例①:市郊外の山間部に大量のコンクリートがらが放置

状況: ある解体業者が、不法にコンクリートがらを山間部に投棄し、そのまま廃業。土地所有者が責任を問われ、行政から撤去命令を受ける。
結果: 土地所有者が数百万円をかけて撤去。業者はすでに倒産しており、責任を追及できず。

事例②:倉敷市内の空き地にコンクリートがらが不法投棄

状況: 夜間にトラックで持ち込まれた大量のコンクリートがらが、空き地に投棄される。土地所有者が市に相談するも、誰が投棄したかわからず、結局自費で処理することに。
結果: 撤去に約200万円の費用がかかり、所有者の負担に。

違法投棄の被害者になるのは土地所有者や地域住民です。このような被害を防ぐために、早めの対策が必要です。

違法投棄を防ぐための対策

1. 許可を持つ業者に依頼する

コンクリートがらの撤去を依頼する際は、必ず産業廃棄物処理業の許可を取得している業者に依頼しましょう。
岡山県内で産業廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者は、県の公式サイトで確認できます。

また、業者が適正な処分をしているかを確かめるために、「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」の発行を求めましょう。

2. 業者の処分方法を確認する

「安く処分できます!」という業者には要注意です。
適正な処分ルートが確保されているかを確認し、リサイクル施設や最終処分場の所在地を明示してもらうことが重要です。

3. 土地の管理を徹底する

  • 空き地や使用していない土地に不法投棄されないよう、フェンスや監視カメラを設置する。
  • 「不法投棄禁止」の看板を設置し、警戒を強化する。
  • 近隣住民と協力し、不審な車両の出入りをチェックする。

4. 岡山県の環境監視窓口に通報する

岡山県では、不法投棄に対する監視を強化しています。
もし不審な投棄を見かけた場合は、岡山県の環境関連窓口や警察に通報することが重要です。

岡山県環境保全課の不法投棄対策窓口では、違法投棄に関する相談や通報を受け付けています。

違法投棄を避けるために、株式会社アライブにお任せください!

違法投棄は、環境汚染や法的リスクを引き起こす深刻な問題です。岡山県内でコンクリートがらを適正に処分するためには、信頼できる業者に依頼することが大切です。

株式会社アライブでは、以下のポイントを徹底しています。
✅ 岡山県の産業廃棄物処理許可を取得済み
✅ 法律に基づいた適正処分を保証
✅ マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行対応
✅ コストを抑えつつ、リサイクルを最大限活用

解体工事で出たコンクリートがらをどう処分すればいいか分からない…」
「違法投棄が心配なので、信頼できる業者に依頼したい!」

そんなお悩みがありましたら、岡山解体専門業者「株式会社アライブ」にぜひご相談ください!

まとめ

コンクリートがらの違法投棄は、環境や地域社会に大きな悪影響を及ぼします。岡山県内でも不法投棄の問題が発生しており、依頼する業者選びや土地の管理を適切に行うことが重要です。

違法投棄を防ぐポイント

  • 許可を持つ業者に依頼し、マニフェストを発行してもらう
  • 業者の処分方法を確認し、適正処理が行われているかチェックする
  • 空き地や土地の管理を強化し、不法投棄を未然に防ぐ
  • 岡山県の環境窓口に通報し、地域ぐるみで対策する

株式会社アライブでは、岡山地域密着をモットーに、空き家や建て替え時の解体作業をおこなっております。
解体工事のことなら、ぜひ株式会社アライブにお任せください!

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