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「プチ解体」とは?解体できるものとその費用を解説します!

こんにちは!岡山の解体専門業者の株式会社アライブです。
「家全体を解体するほどではないけれど、庭にある古くなった物置が景観を損ねていて気になる…」「駐車スペースをもう少し広げたいから、このブロック塀だけ撤去できないかな?」「DIYで少し片付けたけれど、このカーポートの柱だけはどうしても自分で解体できない…」そんな風に、お住まいの敷地内で“ちょっとだけ解体したい”というニーズをお持ちの方、実は少なくないのではないでしょうか。大掛かりな工事は必要ないけれど、専門的な知識や道具がないと難しい、そんな「小さな解体」のお悩み、どこに相談すれば良いか迷いますよね。
この記事では、そんな皆様のお悩みを解決するかもしれない、最近注目されつつある「プチ解体」という選択肢について、その正体から具体的にどのようなことができるのか、気になる費用感、そして安心して任せられる専門業者の選び方のコツまで、分かりやすく徹底解説いたします。
この記事を最後までお読みいただければ、「プチ解体」がどのようなものか、ご自身のお悩みが「プチ解体」で解決できるのか、そしてそのためにはどうすれば良いのかが明確になります。岡山で、大掛かりな解体工事は考えていないけれど、敷地内の小さな構造物の撤去や部分的な解体でお困りの方、DIYでは難しそうな「ちょっとした解体」をプロに安全かつ効率的に頼みたいとお考えのご家庭や事業主様は、ぜひご一読ください!
目次
【新常識】「プチ解体」ってどんな工事?家一棟丸ごとじゃない”小さな解体”の定義と具体例
「プチ解体」という言葉、最近耳にする機会が増えてきたかもしれませんが、具体的にどのような工事を指すのか、まだピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。まずは、この新しいキーワード「プチ解体」の定義と、どのようなケースが当てはまるのか、具体的な例を交えながらご説明します。
結論から申し上げますと、「プチ解体」とは、家屋一棟を丸ごと取り壊すような大規模な解体工事ではなく、敷地内にある比較的小さな構造物の撤去や、建物の一部分だけを選択的に解体する小規模な工事のことを指す、比較的新しい呼び方です。従来の「部分解体」や「付帯工事」といった言葉よりも、もっと手軽で、お客様にとって身近なイメージを喚起する言葉として使われ始めています。まさに、“ちょっとした解体”のニーズに応えるサービスと言えるでしょう。
では、具体的にどのような工事が「プチ解体」に該当するのでしょうか。以下に代表的な例をいくつかご紹介します。
- 物置・小屋の解体撤去: 庭の隅に置かれた古くなったスチール物置や木製の小屋など。中身の不用品処分も併せて依頼できる場合があります。
- カーポート・駐輪ポートの解体撤去: アルミ製や鉄骨製のカーポート、自転車置き場の屋根など。柱の基礎コンクリートの処理も含まれることが多いです。
- ブロック塀・フェンス・門扉の解体撤去: 敷地の境界にあるブロック塀の一部または全部、古くなったフェンスや門扉など。安全確保やプライバシー保護の観点からも慎重な作業が求められます。
- 庭木・庭石の撤去処分: 成長しすぎて手入れが大変になった庭木(伐採・伐根)や、不要になった庭石の移動・処分など。
- ウッドデッキ・サンルームの解体撤去: 老朽化したウッドデッキや、使わなくなったサンルームの一部または全部。
- 内装の一部解体: リフォームやリノベーションに伴う間仕切り壁の撤去、床材の剥ぎ取り、天井の一部解体など。(ただし、建物の構造に関わる部分は専門的な判断が必要です)
- コンクリート土間・犬走りのハツリ解体: 駐車スペースのコンクリートの一部撤去や、建物の周囲に打設されたコンクリート(犬走り)の解体など。
- 看板・広告塔の撤去: 店舗や事業所などに設置された不要な看板や広告塔の撤去。
これらの例を見ていただくと、「プチ解体」が私たちの生活の中で意外と身近な存在であることがお分かりいただけるかと思います。以前、私がご相談を受けたお客様の中には、「子供が独立して使わなくなった大きな鉄棒と砂場を庭から撤去したい」というご依頼がありました。まさに「プチ解体」の典型的なケースで、作業自体は半日ほどで完了し、お庭がスッキリしたと大変喜んでいただけました。このように、専門業者に頼むほどのことだろうか…と躊躇してしまうような小さな解体こそ、「プチ解体」として気軽に相談できるのです。
物置・カーポート・ブロック塀も!プチ解体で解決できる悩みと意外なメリット

「プチ解体」がどのようなものか、具体的なイメージが湧いてきたところで、次に気になるのは「プチ解体で具体的にどんな悩みが解決できるの?」「小さな解体でも、何かメリットはあるの?」といった点ではないでしょうか。実は、「プチ解体」には、皆さんが思っている以上に多くのメリットがあり、日頃のお悩みをスッキリ解決できる可能性を秘めているのです。
「プチ解体」で解決できる代表的なお悩み
1.敷地の有効活用とスペースの確保
「庭にある古い物置が場所を取っていて、もっと庭を広く使いたい」「カーポートを撤去して、日当たりの良いオープンスペースを作りたい」といったお悩みは、「プチ解体」で解決できます。不要な構造物を撤去することで、新たな駐車スペースが生まれたり、ガーデニングや家庭菜園を楽しめる空間ができたりと、敷地をより有効に活用できるようになります。
2.景観の改善と美観の向上
「錆び付いたトタンの小屋がみすぼらしい」「倒れそうなブロック塀が危険だし見た目も悪い」など、敷地内の美観を損ねている要素は、「プチ解体」で一掃できます。不要物を撤去するだけで、お住まい全体の印象が明るくスッキリとし、気分も一新されるでしょう。
3.安全性の向上と危険の除去
老朽化して倒壊の恐れがあるブロック塀や、強風で飛ばされそうな古いカーポートの屋根などは、放置しておくと大変危険です。「プチ解体」でこれらを適切に撤去することで、ご家族や近隣住民の安全を確保し、万が一の事故を未然に防ぐことができます。
4.防犯対策の強化
「敷地の隅にある使われていない小屋が死角になっていて、防犯上心配」「見通しの悪いブロック塀を一部撤去して、開放的にしたい」といった場合も、「プチ解体」が役立ちます。死角をなくし、敷地内の見通しを良くすることで、不審者の侵入を防ぐ効果が期待できます。
5.リフォーム・リノベーションの準備
「間仕切り壁を撤去して、リビングを広くしたい」「古いキッチンを解体して、新しいシステムキッチンを入れたい」など、本格的なリフォームやリノベーションの前段階として、部分的な内装の「プチ解体」が必要になるケースも多くあります。
「プチ解体」がもたらす意外なメリット
1.コストを抑えて悩みを解決できる可能性
家一棟を解体するのに比べれば、当然ながら「プチ解体」の費用は格段に安く済みます。ちょっとした解体で長年の悩みが解決できるなら、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。適切な業者選びと計画で、予想以上に手軽に実現できるかもしれません。
2.短期間で工事が完了する手軽さ
解体する対象や規模にもよりますが、多くの「プチ解体」は、数時間から数日程度で工事が完了します。日常生活への影響も最小限に抑えられ、気軽に依頼しやすいのがメリットです。
3.専門業者による安全・確実な作業
DIYでは難しい作業や、専門的な知識・技術が必要な解体も、プロに任せれば安全かつ確実に行ってもらえます。廃材の適切な処理や、必要な手続き(場合によっては)なども任せられるため安心です。
4.精神的なストレスの軽減
長年気になっていた不要物や危険箇所がなくなることで、見た目のスッキリ感だけでなく、精神的な負担やストレスからも解放されます。「もっと早く頼めばよかった」というお声をいただくことも少なくありません。
あるお客様は、お隣との境界にある高さのあるブロック塀の一部を「プチ解体」で低くされました。それまでは日当たりが悪く、閉塞感があったそうですが、工事後は日差しが差し込むようになり、お庭の雰囲気も明るくなったと大変喜んでいらっしゃいました。このように、「プチ解体」は物理的な変化だけでなく、住まう人の心にも良い影響を与えることができるのです。
気になる費用は?プチ解体の種類別・ケース別おおよその価格相場と見積もりポイント

「プチ解体」が魅力的であることは分かったけれど、やはり一番気になるのは「具体的にどれくらいの費用がかかるの?」という点でしょう。小規模な解体とはいえ、ある程度の費用は発生します。ここでは、「プチ解体」の代表的な種類別に、おおよその価格相場と、見積もりを取る際にどのような点に注意すれば良いのか、そのポイントを解説します。
「プチ解体」の種類別・おおよその価格相場
(※あくまで一般的な目安であり、解体物の材質、大きさ、構造、設置状況、搬出経路、処分する廃材の量や種類、地域などによって価格は大きく変動します。正確な費用は必ず専門業者に見積もりを依頼してください。)
- 物置・小屋の解体撤去費用:
- スチール製小型物置(1坪程度まで):約2万円~5万円
- 木製小屋・大型物置(2~3坪程度):約5万円~15万円
- ※内部の残置物処分費は別途かかる場合が多いです。
- カーポート・駐輪ポートの解体撤去費用:
- アルミ製1台用カーポート:約3万円~7万円
- アルミ製2台用カーポート:約5万円~10万円
- 鉄骨製カーポート:アルミ製より高くなる傾向があります。
- ※柱の基礎コンクリートのハツリ・撤去費用が含まれるか確認が必要です。
- ブロック塀・フェンスの解体撤去費用:
- ブロック塀(1mあたり):約5,000円~15,000円(高さや厚み、基礎の有無で変動)
- コンクリート塀:ブロック塀より高くなる場合があります。
- アルミフェンス(1mあたり):約2,000円~5,000円(支柱の基礎処理含む)
- 庭木・庭石の撤去処分費用:
- 庭木伐採・伐根(1本あたり):高さや幹の太さにより数千円~数万円。クレーンなどの重機が必要な場合は追加費用。
- 庭石撤去(1個あたり):大きさや重さ、搬出経路により数千円~数万円。
- ウッドデッキの解体撤去費用:
- 1平方メートルあたり:約5,000円~10,000円(材質や構造、基礎の有無で変動)
「プチ解体」の見積もりを取る際の重要ポイント
- 必ず現地調査をしてもらう: 電話やメールだけの情報では正確な見積もりは出せません。必ず業者に現地を見てもらい、解体対象物の状況や作業環境を確認してもらった上で見積もりを出してもらいましょう。
- 解体範囲と作業内容を明確に伝える: 何をどこまで解体してほしいのか、残してほしいものはないか、具体的な要望を正確に伝えましょう。写真や図面があるとよりスムーズです。
- 見積書の内訳を細かく確認する: 「一式〇〇円」といった大雑把な見積もりではなく、解体作業費、廃材処分費、運搬費、諸経費などが項目ごとに記載されているか確認します。不明な点は必ず質問しましょう。
- 追加費用が発生する可能性について確認する: 例えば、地中から予期せぬ障害物が出てきた場合や、アスベスト含有建材が見つかった場合など、追加費用が発生するケースについて、事前に説明を受けておきましょう。
- 複数の業者から相見積もりを取る: 1社だけでなく、できれば2~3社から見積もりを取り、内容や価格、担当者の対応などを比較検討することが、適正価格で信頼できる業者を選ぶための基本です。
以前、お客様から「ブロック塀の一部だけを撤去してほしい」というご依頼で見積もりをお出しした際、隣接する植木を傷つけないように養生する費用や、撤去後のブロックの断面をきれいに補修する費用まで含めてご提案したところ、「そこまで細かく考えてくれるなら安心だ」と、価格だけでなく内容にもご納得いただけたことがあります。「プチ解体」であっても、細部まで配慮した見積もりを提示してくれる業者を選ぶことが大切です。
プロに頼むべき?安心・お得な「プチ解体」を実現する優良業者の選び方と相談術
「これくらいの小さな解体なら、自分でDIYできるかも…」そう考える方もいらっしゃるかもしれません。確かに、日曜大工が得意な方であれば、一部の「プチ解体」はご自身で行える場合もあるでしょう。しかし、安全性や仕上がりの質、廃材の処理などを考えると、やはり専門業者に依頼するメリットは大きいと言えます。ここでは、安心して任せられ、結果的にお得になる可能性もある「プチ解体」の優良な業者の選び方と、上手な相談のコツについてご紹介します。
「プチ解体」をプロの業者に依頼するメリット
- 安全性と確実性の確保: 解体作業には、工具の取り扱いや高所作業、重量物の運搬など、危険が伴う場面が多くあります。プロの業者は、安全管理を徹底し、専門的な知識と技術で確実に作業を行ってくれます。怪我のリスクや、誤って他のものを破損させてしまうリスクを避けることができます。この安全面だけでも、専門業者に依頼する価値は十分にあります。
- 適切な工具と効率的な作業: 解体には、ハンマーやバールといった手工具だけでなく、電動工具や時には小型の重機が必要になることもあります。専門業者は、対象物や状況に応じた適切な工具を揃えており、効率的に作業を進めることができます。自分で工具を揃えたり、慣れない作業で時間を浪費したりするよりも、結果的に早く、きれいに仕上がります。
- 廃材の適正な処理: 解体作業で出た廃材は、産業廃棄物として法律に基づいた適切な処理が必要です。これを個人で行うのは非常に手間がかかり、不法投棄は厳しく罰せられます。専門業者に依頼すれば、分別から運搬、最終処分まで責任を持って行ってもらえるため、環境面でも安心です。マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行を確認できる業者なら、より信頼性が高いでしょう。
- 近隣への配慮とトラブル防止: 解体作業では、騒音や粉塵、振動などが発生し、近隣に迷惑をかける可能性があります。優良な業者は、養生をしっかりと行い、作業時間や方法に配慮するなど、近隣トラブルを未然に防ぐための対策を講じてくれます。ご自身でDIYする場合、こうした配慮が不足しがちになることもあります。
安心・お得な「プチ解体」を実現する優良業者の選び方
- 「プチ解体」の実績が豊富か: ホームページなどで、物置やカーポート、ブロック塀といった小規模な解体の施工事例が多く掲載されているか確認しましょう。様々なケースに対応してきた経験は、信頼の証です。
- 見積もりが明瞭で分かりやすいか: 前述の通り、作業内容や費用内訳が具体的に記載され、質問にも丁寧に答えてくれる業者を選びましょう。
- 地域密着で対応が迅速か: 地元の業者は、フットワークが軽く、何かあった際の対応も迅速である可能性が高いです。株式会社アライブも岡山地域密着で、きめ細やかなサービスを心がけています。
- 保険に加入しているか: 万が一の事故に備え、損害賠償責任保険などに加入しているか確認しましょう。
- 担当者の人柄やコミュニケーション能力: 小さな工事であっても、親身に相談に乗ってくれ、こちらの要望をしっかりと聞き取り、分かりやすく説明してくれる担当者がいる業者は安心です。
上手な相談のコツ
- 解体したいもの、残したいものを明確に伝える: 写真や簡単な図を描いて示すと、より正確に伝わります。
- 予算や希望の工期があれば伝える: 無理のない範囲で伝えることで、業者も提案しやすくなります。
- 複数の業者に相談して比較する: 焦らずに数社から話を聞き、対応や見積もりを比較検討しましょう。
- 「ついでにこれも」と相談してみる: 例えば物置解体のついでに、庭の不要な石も撤去できないかなど、まとめて依頼することで費用が割安になる場合もあります。
以前、「庭の古い池を埋めたいが、その前に池の周りのコンクリートだけを少し壊してほしい」という、まさに「プチ解体」のご相談がありました。詳しくお話を伺うと、池の鯉をご自身で別の場所に移すための作業スペースを確保したいとのことでした。私たちは、鯉の移動作業の邪魔にならないよう、最小限の範囲で安全にコンクリートを撤去し、お客様の次のステップをお手伝いすることができました。このように、お客様の目的や状況を丁寧にヒアリングし、最適な「プチ解体」を提案できるのが、プロの強みです。
まとめ
今回のコラムでは、家一棟を解体するような大規模な工事ではなく、物置やカーポート、ブロック塀といった比較的小さな構造物の撤去や、建物の一部分だけを選択的に解体する小規模な工事について、その定義から具体的な事例、気になる費用相場、そして安心して任せられる専門業者の選び方まで、詳しく解説してまいりました。
「プチ解体」は、敷地の有効活用、景観の改善、安全性の向上、そしてリフォームの準備など、様々なお悩みを手軽に解決できる可能性を秘めた、現代のニーズに合った新しい解体の形と言えるでしょう。DIYで行うにはリスクや手間が伴う作業も、専門業者に依頼することで、安全かつ確実に、そして効率的に行うことができます。
重要なのは、まずご自身が「何をどうしたいのか」という目的を明確にし、信頼できる専門業者に相談することです。そして、見積もり内容をしっかりと確認し、納得のいく説明を受けた上で依頼することが、満足のいく「プチ解体」を実現するための鍵となります。この記事が、岡山で「ちょっとした解体」でお困りの皆様にとって、その一歩を踏み出すためのお役に立てれば幸いです。
株式会社アライブでは、岡山地域密着をモットーに空き家、建て替え時の解体作業をおこなっております。もちろん、このような「プチ解体」のご相談も大歓迎です。是非!解体の事なら株式会社アライブにお任せください!
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