現場ブログ

空き家解体の流れを3ステップで解説!問い合わせから工事完了までの安心ナビ

こんにちは!岡山の解体専門業者の株式会社アライブです。

「長年放置している空き家、いよいよ解体しようと決意したものの、一体何から手をつけて、どんな風に進んでいくのだろう…?」「解体業者に問い合わせた後、工事が終わるまでにどんなことをするの?」そんな風に、空き家の解体工事の具体的な流れについて、不安や疑問をお持ちの方は少なくないでしょう。特に初めて解体工事を経験される方にとっては、未知の世界に足を踏み入れるような心境かもしれません。

この記事では、そんな皆様の不安を解消し、安心して空き家解体を進めていただけるよう、解体専門業者の私たちが、お客様からのお問い合わせから始まり、現地調査、お見積もり、ご契約、そして実際の工事準備から作業中、さらには工事完了後の引渡しと重要な手続きに至るまで、空き家解体工事の一連の流れを3つの大きなステップに分けて、具体的かつ分かりやすく解説いたします。

この記事を最後までお読みいただければ、空き家解体工事の全体像と各段階でのポイントが明確になり、スムーズな解体計画を立てるための一助となるはずです。岡山で空き家の解体をご検討されているご本人様やご家族様、解体工事の具体的な流れを事前にしっかりと把握しておきたいとお考えの方は、ぜひじっくりとご覧ください。

【ステップ1:相談~契約】空き家解体の始まり!問い合わせ・現地調査・見積もり・契約までのスムーズな流れ

空き家解体という大きなプロジェクトは、まず専門業者への相談からスタートします。この最初のステップが、その後の工事全体の成否を左右すると言っても過言ではありません。ここでは、お客様からのお問い合わせをいただいてから、正式なご契約に至るまでの具体的な空き家解体の流れと、それぞれの段階で押さえておくべきポイントを詳しく見ていきましょう。

1. お問い合わせ・初回ヒアリング

まず、お客様が解体業者に電話やメール、ホームページのフォームなどを通じて、「空き家を解体したい」というご意向を伝えます。私たち株式会社アライブのような専門業者であれば、この段階で、解体対象となる空き家の所在地、建物の構造(木造、鉄骨造など)、おおよその大きさ、現在の状況(空き家になってからの期間、残置物の有無など)、ご希望の解体時期といった基本的な情報を丁寧にお伺いします。このヒアリングは、後の現地調査やお見積もりをスムーズに進めるための重要な準備段階となります。先日も、「何から話せばいいか分からない」と不安げにお電話くださったお客様がいらっしゃいましたが、こちらから一つ一つ質問させていただくことで、必要な情報を整理してお伝えいただけました。

2. 現地調査(現場確認)

次に、実際に解体業者が現地へ赴き、空き家の状態を詳細に確認する「現地調査」を行います。この調査では、建物の構造や規模、使用されている建材の種類(アスベスト含有の可能性なども含め)を正確に把握します。それだけでなく、敷地の広さや形状、道路の幅(重機やトラックが進入できるか)、電線や電話線の位置、隣接する建物との距離、障害物(庭木、ブロック塀、浄化槽など)の有無といった、工事の施工条件や安全性に関わる項目を徹底的にチェックします。この現地調査の精度が、後日提出される見積もりの正確性に直結するため、非常に重要なプロセスです。私たちはお客様に立ち会いをお願いし、解体範囲の確認や、お客様のご要望を直接お伺いする機会も設けています。

3. 見積書の提示と内容説明

現地調査の結果とお客様のご要望に基づいて、解体業者が見積書を作成し提示します。この見積書には、解体工事本体の費用だけでなく、仮設工事費(足場や養生シートの設置など)、廃材の処分費、重機回送費、諸経費などが項目ごとに分かりやすく記載されているかを確認しましょう。特に「一式」というような曖昧な記載が多い場合は注意が必要です。株式会社アライブでは、各項目がなぜ必要なのか、どのような作業が含まれるのかを丁寧にご説明し、お客様が納得いくまで質疑応答の時間を設けています。見積もり内容で不明な点があれば、遠慮なく質問することが、後のトラブルを避けるために大切です。

4. ご契約

見積もり内容にご納得いただけたら、いよいよ解体工事の請負契約を締結します。契約書には、工事の範囲、請負代金の額と支払い方法、工事期間、万が一の事故に備えた保険の加入状況、契約解除に関する条件などが明記されています。隅々まで内容を確認し、不明な点があれば必ず契約前に確認しましょう。特に、追加工事が発生する場合の条件や費用負担については、事前に明確にしておくことが望ましいです。私たちはお客様に安心してご契約いただけるよう、契約内容についても一つ一つ丁寧にご説明いたします。この契約締結をもって、空き家解体の流れは次のステップへと進みます。

この最初のステップである「相談から契約まで」の流れを丁寧に進めることが、お客様と解体業者の信頼関係を築き、空き家解体プロジェクトを成功に導くための第一歩となるのです。

【ステップ2:工事準備~作業中】いよいよ着工!近隣挨拶・行政手続き代行・実際の空き家解体工事の流れ

ご契約が無事に完了すると、いよいよ空き家解体工事の具体的な準備と実際の作業が始まります。このステップでは、工事を安全かつ円滑に進めるための準備と、実際の解体作業がどのように行われるのか、その一連の空き家解体の流れを詳細に解説します。お客様にとっては、ご自身の空き家が形を変えていく様子を目の当たりにする、最もダイナミックな期間と言えるでしょう。

1. 近隣へのご挨拶と工事説明

解体工事では、騒音や振動、粉塵の発生が避けられないため、工事開始前に近隣住民の方々へご挨拶に伺い、工事の概要(工事期間、作業時間、連絡先など)を説明し、ご理解とご協力を求めることが非常に重要です。これは、後のトラブルを未然に防ぎ、良好な近隣関係を維持するために不可欠な配慮です。株式会社アライブでは、担当者がお客様に代わって、工事開始の1週間~数日前を目安に、一軒一軒丁寧に挨拶回りを行います。「お互い様ですから」と快くご理解いただけることも多いですが、誠意ある対応が大切です。

2. 行政への各種届出

解体工事を行うにあたっては、建設リサイクル法に基づく届出や、場合によっては道路使用許可申請など、いくつかの行政手続きが必要になります。これらの手続きは専門的な知識を要するため、通常は解体業者が代行して行います。例えば、建設リサイクル法では、延べ床面積が80平方メートル以上の建物を解体する場合、工事開始の7日前までに都道府県知事への届出が義務付けられています。これにより、分別解体の徹底とリサイクルが促進されます。

3. ライフラインの停止・撤去手配

電気、ガス、水道、電話、インターネット回線といったライフラインは、解体工事前に供給を停止し、必要に応じてメーターや配管・配線の撤去を手配する必要があります。これらの手配はお客様ご自身で行っていただく場合と、業者が代行する場合がありますので、契約時に確認が必要です。特にガス管の撤去は専門業者による作業が必要となるため、早めの手配が肝心です。

4. 仮設工事(足場・養生シートの設置)

いよいよ工事現場での準備が始まります。まず、作業員の安全確保と、騒音や粉塵の飛散を最小限に抑えるために、建物の周囲に足場を組み、その外側を防音・防塵効果のある養生シートで覆います。この仮設工事の質が、工事全体の安全性や近隣への影響を左右するため、非常に丁寧な作業が求められます。

5. 内装材の分別撤去

建物の本格的な解体の前に、まず手作業で室内の内装材(畳、建具、石膏ボード、断熱材など)や残置物(お客様が処理されなかった家具など)を分別しながら撤去していきます。これは、建設リサイクル法に基づき、木材、コンクリートがら、アスファルトがら、金属くずなどを適切に分別し、リサイクルを促進するためです。この分別作業の丁寧さが、環境負荷の低減に繋がります。

6. 建物本体の解体(上屋解体)

内装材の撤去が終わると、いよいよ重機(油圧ショベルなど)を使って建物本体(屋根、壁、柱、梁など)の解体作業が始まります。基本的には、上から下へ、奥から手前へと、安全に配慮しながら慎重に作業を進めます。木造家屋であれば、ホコリの飛散を抑えるために散水しながら作業を行うのが一般的です。この工程が、空き家解体の流れの中で最もダイナミックな部分となります。

7. 基礎の解体・撤去

建物本体(上屋)の解体が完了すると、地中に埋まっている建物の基礎部分(コンクリート基礎)を解体・撤去します。基礎は非常に強固なため、大型のブレーカー(油圧ショベルの先端に取り付ける破砕用アタッチメント)などを使用して破壊し、鉄筋とコンクリートがらを分別しながら搬出します。

8. 廃材の分別・搬出

解体工事で発生した木くず、コンクリートがら、金属くずなどの産業廃棄物は、種類ごとに適切に分別し、ダンプトラックで中間処理施設や最終処分場へ搬出します。この分別と適正な処理が、法令遵守の観点からも非常に重要です。

このように、工事準備から作業中にかけては、多くの専門的な工程があり、安全管理と法令遵守が徹底される必要があります。これら一連の空き家解体工事の流れをスムーズに進めることが、私たち解体専門業者の腕の見せ所です。

【ステップ3:工事完了~引渡し】美しく整地して完了!最終確認・引渡しと解体後の重要手続き

長かった空き家解体工事もいよいよ最終段階です。建物が姿を消し、更地になった敷地を見ると、感慨深いものがあるかもしれません。しかし、工事が終わったからといって全てが完了ではありません。このステップでは、工事の最終仕上げである整地作業から、お客様への引渡し、そしてその後に必要となる重要な手続きまで、空き家解体の流れの締めくくりを詳しくご説明します。

1. 整地作業(グラウンドレベル調整)

基礎部分の撤去が終わると、最後に敷地全体を平らにならす「整地作業」を行います。重機(ブルドーザーやバックホーなど)を使って、地中に残っているコンクリート片や石、木の根などを取り除きながら、地面を均一に整えます。整地の仕上がりレベルは、お客様のご要望やその後の土地の活用計画(駐車場にする、売却する、新たに建物を建てるなど)によって異なります。「粗仕上げ(大きなガラを取り除き、ある程度平らにする程度)」から、「砕石舗装(砕石を敷き詰めて転圧する)」、「真砂土舗装(真砂土を入れてきれいに仕上げる)」まで様々です。

2. 施主様による最終確認

整地作業が完了したら、お客様に現地にお越しいただき、工事の仕上がり具合を最終確認していただきます。この際、解体範囲に間違いがないか、地中に大きなガラなどが残っていないか、敷地の境界は明確になっているか、近隣への影響(破損など)はなかったかなどを、業者担当者と一緒にチェックします。もし、気になる点や手直しが必要な箇所があれば、この時点で遠慮なく申し出ることが大切です。私たちはお客様にご満足いただけるまで、誠意をもって対応いたします。

3. 工事完了・お引渡し

最終確認で問題がなければ、工事完了となり、お客様に敷地をお引渡しします。この際に、「工事完了引渡書」などの書類を取り交わすのが一般的です。これをもって、解体業者との工事請負契約に基づく全ての作業が完了したことになります。長期間にわたった空き家解体の流れも、これでひとまず区切りがつきます。

4. 建物滅失登記の手続き

しかし、これで全ての手続きが終わったわけではありません。解体工事後、最も重要な手続きの一つが「建物滅失登記(たてものめっしつとうき)」です。これは、法務局の登記簿に記録されている建物が解体によって存在しなくなったことを届け出る手続きで、建物を取り壊してから1ヶ月以内に行う必要があります。この登記を怠ると、固定資産税が引き続き課税されてしまったり、10万円以下の過料に処せられたりする可能性があります。

建物滅失登記は、ご自身で行うことも可能ですが、必要書類の準備や法務局への申請など手間がかかるため、土地家屋調査士に依頼するのが一般的です。株式会社アライブでは、信頼できる土地家屋調査士をご紹介することも可能ですので、お気軽にご相談ください。この手続きを確実に終えることで、空き家解体の流れは法的な意味でも完了します。

5. その他(地中埋設物の確認、ライフラインの最終精算など)

状況によっては、解体後に予期せぬ地中埋設物(以前の建物の基礎や浄化槽、井戸など)が見つかる場合もあります。その場合の対応や費用負担については、契約時に事前に取り決めておくことが重要です。また、停止していた電気・ガス・水道などの最終的な精算手続きも忘れずに行いましょう。

このように、工事完了後にもいくつかの重要な手続きが残っています。最後まで気を抜かず、一つ一つ確実に進めることで、空き家解体という一大プロジェクトを円満に終えることができるのです。

まとめ

今回のコラムでは、空き家解体工事の具体的な流れについて、お客様からのお問い合わせから始まり、現地調査、お見積もり、ご契約、そして実際の工事準備、解体作業中、さらには工事完了後の引渡しと建物滅失登記などの重要な手続きに至るまで、3つの大きなステップに分けて詳しく解説してまいりました。

空き家解体の流れは、単に建物を壊すという作業だけでなく、事前の丁寧なヒアリングや正確な現地調査、お客様との合意形成である契約、近隣住民の方々への配慮、法令に基づいた適切な行政手続きと廃材処理、そして工事完了後の法的な手続きまで、多くの要素が複雑に絡み合っています。これらの各ステップを一つ一つ確実に、そして誠実に進めていくことが、お客様にとって安心・安全で満足のいく解体工事を実現するための鍵となります。

特に、信頼できる専門業者を選び、密なコミュニケーションを取りながら進めていくことが、空き家解体の流れにおける不安を軽減し、スムーズなプロジェクト進行に繋がります。この記事が、これから空き家解体をお考えの皆様にとって、具体的な流れをイメージし、安心して第一歩を踏み出すためのお役に立てれば幸いです。

株式会社アライブでは、岡山地域密着をモットーに空き家、建て替え時の解体作業をおこなっております。是非!解体の事なら株式会社アライブにお任せください!

その他のブログ記事/ OTHER BLOG /

岡山で解体のことなら
株式会社ALIVEへ

木造解体工事、鉄骨解体工事、RC解体工事、内装解体工事、アスベスト除去、プチ解体工事まで
安心してお任せください。地域密着・スピード対応!
お気軽にお問い合わせください。

住所:〒703-8216 岡山県岡山市東区宍甘368-3(国道250号線沿い)
電話番号:0120-812-181
受付時間:8:00〜19:00
定休日:なし

株式会社アライブの
スタッフ/ STAFF /

完全自社施工
だから安心

解体の事は何でも
ご相談ください

工務 押柄宏康

十川元気

中谷聖ニ

工事部長 沖田翼

WEBサイトから無料
お見積もりいただけます!!

このページの先頭へ戻る