現場ブログ
解体工事前に行う電気類撤去やその他ライフラインの手続きとは④
岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
今回は解体工事の電気撤去に関する事故事例の紹介と防止策のお話です。
工事中は電気に注意!思わぬ事故に発展することも…
解体工事での作業は、常にトラブルや思わぬ事故と隣り合わせです。
特に、電気が原因の事故は大きな被害になる可能性が高いので注意が必要です。
素手で電線を切断して感電死してしまった事例
実際に、解体工事の作業中に感電死してしまったケースがあります。
作業員が、店舗解体中に電気が通っている電線を耐電手袋を着用せず、素手で切断したために感電死にまで至ってしまった痛ましい事故が起きました。
素手で電線を切断するという行為も極めて危険ですが、着工前の電気停止やブレーカーの確認をしなかったこと、そしてそれに至った環境にも問題がありました。
この解体工事では、現場責任者による口頭指示だけで作業し、工事作業計画もありませんでした。
また、管理体制にも問題があり、感電防止対策もされていないなど、ずさんな体制で業務にあたっていたのです。
電気が原因となる労働災害は、チーム全体で事前にしっかりと確認をとることで防ぐことができます。
工事関係者全体で、電線の位置や電気の停止を確認しておくことで、注意して作業できます。
誰でも簡単にできる、少しの確認作業で、工事現場全体の安全意識を高めることが、最悪の事態を回避できることにも繋がります。
安全衛生教育と危険予知訓練
安全衛生教育と危険予知訓練(KYT)を積極的に行うことで、未然に事故を防ぐことができます。
安全衛生教育=労働者が安全で衛生的な業務を遂行しながら事業場における労働災害を防止するために行われる教育。
危険予知訓練(KYT)=作業のなかにひそむ危険要因や引き起こる現象を、作業状況を描いたイラストシートを使って、また、現場で実際に作業をさせたり、作業してみせたりしながら、小集団で話し合い、考え合い、分かり合って、危険のポイントや重点実施項目を指差唱和・指差呼称で確認して、行動する前に解決する訓練。
工事で発生する事故は、ほんの少しの勘違いやちょっとした間違いが大きな原因となります。
解体工事を依頼する施主の方からすれば、自分の家の解体工事中に大きな労働災害が発生してしまうと、精神的に参ってしまいますよね。
やはり、プロ意識が高い解体業者に任せることで依頼側も安心できますね。
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