現場ブログ

解体工事前に行う電気類撤去やその他ライフラインの手続きとは⑥

岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

前回に引き続き、撤去が必要なライフラインと停止手続きの紹介です。

撤去の様子

ガス

ガスが着工までに停止・撤去がされていないと重機などでガス管を損傷させて引火し、爆発事故に繋がる恐れがあります。

ガスには、都市ガス、プロパンガス・集中ガスとどの種類のガスも停止・撤去の対象です。

電気同様、停止だけではなく全ての撤去も依頼してください。

契約会社に解体工事に伴う撤去であることを伝えて、停止・撤去を依頼します。

ガスの撤去については、契約ガス会社が本管と敷地内ガス管を切断する作業を行います。

一般的にこの作業は有料で、前もって契約ガス会社が見積もりをしてくれます。

また、見積もり時にガスメーターも撤去してもらえるか確認しておいてください。

浄化槽

家屋の敷地内で浄化槽を使用している場合は、まず浄化槽内部の汲み取りを依頼して下さい。

浄化槽自体に関しては、解体業者が工事中に撤去してくれますが、浄化槽の内部が空でないと撤去できません。

清掃業者に連絡し、解体工事に伴うものであることを伝え、汲み取り・清掃を依頼します。

CATV

CATVとは、ケーブルテレビのことで契約している場合は着工までの撤去の対象です。

こちらも、契約会社に連絡して解体工事に伴う撤去であることを伝えて撤去作業を依頼します。

アンテナ等を設置している場合は、同時に撤去を依頼してください。

CATVの撤去作業にも、依頼者の立ち合いが必要です。

水道停止は工事完了後

水道の停止・撤去のみ工事完了後になります。

解体工事用水として水道が必要になるので、事前に停止してしまうと工事の円滑な進行の妨げになってしまいます。

工事用水料金が業者の負担であれば、工事に伴う期間だけの料金にしなければならないので、停止手続きはせずに事前に精算だけ行います。

依頼主の負担であれば、清算手続きは必要ありません。

まとめ

解体工事で必要な電気とその他のライフラインの撤去についてお話しました。

解体工事では電気やガスが停止されずに通ったままだと、感電・爆発といった大きな事故に繋がってしまうことがあります。

着工までに、それらの停止と撤去手続きを行うのは依頼主の役目です。

電気が通っていると、感電などの事故につながってしまう可能性があります。

前もって必要事項を確認・実行することで、工事の進行を円滑にして事故を防ぐことができます。

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