現場ブログ
解体工事時の地中埋設物の解説②
岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
本日も引き続き、地中埋設物の撤去の解説をしたいと思います。
なぜ地中埋設物を撤去しなくてはいけないの?
地中埋設物を撤去しなくてはならない理由として、大きな問題があります。
地中埋設物を放置したままにしておくと、これからその土地を購入する人が現れた時、土地取得後に家屋などを建設する際に、支障をきたす場合があります。
前回の記事でお話したように建物の建設を行う際、土台となるコンクリートの基礎工事を行います。その基礎工事の障害になってしまったり、地中埋設物が理由となり、地盤が緩んだりして強度の低下に繋がります。
費用を削減しようと、地中埋設物を放置したまま売却してしまうと、後々その土地の購入者との間でトラブルになり、売却者に対して瑕疵担保責任が問われる場合もあります。
新しい建物の建設中に発見された地中埋設物の撤去費用は売却者に支払い義務があることはもちろん、工事を中断した場合には損害賠償も請求されて、最悪の場合裁判にまで発展してしまうこともあります。
売却予定はなく更地にする場合も、地中埋設物の撤去は所有者の義務です。建設リサイクル法違反で逮捕者も出ており、不法投棄など廃棄物に関する法律は厳しい為、地中埋設物の撤去は定められたルールに沿って廃棄をしなければなりません。
解体業者を選ぶ際は、ルールの遵守を徹底している業者を自身の目で見分けましょう。
地中埋設物の種類はどんなもの?
実際に解体工事で出てくる地中埋設物の撤去費用は地中埋設物の大きさや種類によって大きく変動します。
一般的に多く発見される地中埋設物
発見されることの多い地中埋設物は瓦礫・瓦・浄化槽や便槽・井戸・産業廃棄物・岩・過去の建物の廃材などです。解体工事や新築工事を行う際は、地中埋設物の調査を行いますが、調査した深度より深くに昔の地中埋設物があった場合は地中埋設物に気付かない場合もあります。
しかし、現在の家屋建設は以前の基礎よりさらに深い位置から基礎工事を行うため、予想外の過去の瓦礫などが見つかってしまうこともあります。
地中埋設物の種類ごとの撤去費用
様々な地中埋設物の中には、その大きさや種類によって撤去費用が数十万かかるものもあります。高額な撤去費用が発生してしまう地中埋設物とは、どのような種類なのでしょうか。次回から、それぞれの解説をしていきたいと思います。
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