解体工事の分離発注とは？流れやメリット・デメリットも解説！①

2022年10月11日(火)更新

岡山市の皆さんこんにちは！ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

家屋の解体工事において分離発注をする意味や、メリットもあればデメリットもありますので詳しく解説していきます。
また、解体工事の一括発注とはどの様な違いがあるのか、その際の業者の選び方などもご説明いたします。
実際にどの様な流れで分離発注を行うのかも紹介しますので、解体工事をご検討中の方は、是非参考にして頂ければと思います。

解体工事完了後に内装工事や家屋の建て替えなどを検討されている場合は、分離発注をされることをお勧めします。
これらの他にも、土地の売却をする際には不動産会社に土地の売買と解体工事を一緒に依頼することが出来る場合があります。
ですが解体工事でも同様に、不動産会社に仲介手数料の支払いをする必要があります。
少しでも費用を抑えたい方は、分離発注をされることを強くお勧めします。

この様に分離発注を行うことによって、様々なメリットが発生します。

解体工事における分離発注のメリット

メリット①　解体費用の削減に繋がる！

一括発注をした場合には、住宅メーカーから下請けの解体業者へ解体工事の委託をします。
この工事委託によって、仲介手数料が発生する仕組みになっています。

分離発注をした場合では、施主が解体業者にダイレクトに解体工事の依頼をするため、仲介手数料は不要です。
仲介手数料の費用相場は、工事費用の20%～30%程度ともいわれており、これだけでも大きな出費となります。

分離発注を行うことで、これらの費用負担を軽減することができます。

メリット②　事前に意思疎通がしやすい！

分離発注には、施主と解体業者とで意思の疎通をしやすいという点もメリットとして挙げられます。
家屋の解体工事を行う際、分離発注では施主自身で解体業者を選定し、直接やり取りを行いますので、解体業者に施主の意向が伝わりやすいです。

一括発注では、住宅メーカーを間に挟んでやり取りを行います。
そのため、意思疎通が取りにくくなり、撤去範囲の食い違い等のトラブルが発生する可能性もあるといえます。
このようなトラブルを未然に防ぐには、解体工事の流れについて丁寧に意思疎通を行うことが大切なポイントです。

メリット③　より質の高い解体工事を期待できる！

施主自身が解体業者と直接打ち合わせを行うことにより、解体工事の質を向上することも期待できます。
分離発注では施主の意向などを直接解体業者に伝えることが出来ます。
解体業者側としても、施主から直接意向確認をすることで解体工事の流れの把握をスムーズに行うことが出来ますので、良質な解体工事を行うことが出来るでしょう。

また、解体工事を依頼する前の段階で、業者の振る舞いや言動なども確認した上で、様々な解体業者の中から施主自身で業者を選びますので、安心して解体工事を進められます。

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