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解体工事の分離発注とは?流れやメリット・デメリットも解説!③
岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
ここまでで分離発注のメリット・デメリットをしっかりと認識して頂けたかと思います。
では、これらのことを把握したうえで、いざ解体工事に取り掛かるとなるとどの様な流れになるのでしょうか?
分離発注をするとなると、全てご自身で準備する必要がありますのでしっかりと確認していきましょう。
解体工事の分離発注の流れ
業者検索と見積り依頼
分離発注を行うには、まずは解体業者を探すことからのスタートです。
インターネットで地元の解体業者を検索したり、知人から情報収集をするなどして見積もりの依頼をする解体業者を決めましょう。
見積もりは最低でも3社程度に依頼すると、価格競争から良い結果が得られる可能性が高くなります。
また、見積もり依頼をする段階で相見積もりになる旨を解体業者に伝えておくと、最終的に断わる際にも連絡しやすくなります。
現地調査と見積りの比較検討
解体工事を依頼する業者が大まかに決まってきたら、解体業者に現地調査を行ってもらいます。
現地調査の際には施主も同席して、正確な解体範囲を伝達しておくことが重要です。
現地調査が終了したら、解体業者より提出された見積書を比較検討しましょう。
養生の範囲や、アスベストに対する解釈、また税の表記方法などは各業者で異なりますので注意して確認しましょう。
契約と各種申請
各社の見積もり書の確認をし、解体工事をお願いする業者が選べたら、契約を交わします。
契約書には工事金額をはじめ、工事時期、契約解除の条件等が建設業法で定められている通りに記されていますので、きちんと目を通して確認しましょう。
業者との契約が締結したら、住宅メーカーにも解体工事を行う業者名と解体工事のスケジュールを連絡します。
また、工事前に必要な申請手続きを行います。
建築リサイクル法の届出と道路使用許可申請を、所管の役所と警察署に提出します。
これらの申請は、基本的に解体業者が代行しますので心配の必要はありません。
ライフラインの撤去と近隣住民への挨拶回り
解体工事着工前には、電気やガス、電話、インターネット等の引き込みを撤去する必要があります。
これらは施主が各会社に連絡をすれば、それぞれに撤去を行ってくれます。
繁忙期に当たるとすぐに引き込み工事をしてもらえない場合があるので、解体工事が決まり次第なるべく早めに連絡をすることが望ましいです。
また、近隣の方への挨拶回りも大切な手順のひとつです。
解体業者だけに任さず施主も業者と一緒に挨拶に回ることで、工事に関するトラブルを回避することも出来ますのでおすすめします。
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