解体工事にまつわるトラブル①

2022年11月1日(火)更新

岡山市の皆さんこんにちは！ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

家屋の解体工事を行う際によく起きてしまうトラブルは、大きく分けて2種類あります。
１つ目は「工事業者とのトラブル」、２つ目は「近隣淳倫とのトラブル」です。

予期せずトラブルに巻き込まれてしまうと厄介なものです。
ご自身の身を守るためにも、具体的にはどのようなトラブルが実際に起きているのか、トラブルを回避するためにはどうしておけば良いのかなどについて、事前に見識を深めておくことはとても重要なポイントです。

解体工事に取り掛かる前に、一通りチェックしておきましょう。
まずは、１つ目の「工事業者とのトラブル」について詳しく見ていきましょう。

工事業者とのトラブル

見積もり内容や認識の相違

解体業者とのトラブルの中でもトップクラスで多いのが、「見積時に業者から提示された金額と、最終的な請求金額が相違している」というトラブルです。

諸事情により、見積もりの段階では確認することが困難であった地中埋設物を撤去するための費用や、当初の予定よりも産業廃棄物が多く出てしまった場合の廃棄物処理費用、建築物にアスベストを含でいることが着工後に発覚した際のアスベストの処分費用など、請求金額が変わってしまうことにはきちんとした理由があるのです。
中には追加で費用発生してしまっているケースもありますが、見積時に解体業者から提示された金額が極端に安い場合には、注意しておく必要があるかもしれません。

また、数ある解体業者の中には、口頭での説明で見積金額の提示をしてくる場合もあります。
このような場合には、きちんと書面で金額の提示をしてもらうように促しましょう。
また、追加で工事費用が発生するとしたらどの程度の費用負担になるのかについても、事前に書面に残しておくようにすることをお勧めします。

必要な許可・認可を持っていない

また、解体工事を行うには解体工事のための認可を得ることや、あるいは、産業廃棄物処理の認可といった、解体工事を行う上で必要となる許可や認可があります。
数ある解体業者の中には、これらの許可や認可を持たずに解体作業を行う悪徳な業者もいるのです。
解体工事の業者選びの際には、解体工事に必要な認可や許可を有する業者であるか、しっかりと確認しておくと良いでしょう。

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