アパートの解体工事！構造別の費用相場や補助金について解説します②

2022年11月12日(土)更新

岡山市の皆さんこんにちは！ALIVE constructionの佐藤勝彦です。

立地条件

解体工事を行う際に滞りなく効率的に作業を進められるかどうかは、工事現場となる敷地の立地条件によって大きく左右されてしまいます。
敷地そのものが狭く十分なゆとりがない場合や、敷地正面の道路が狭い場合などには、重機の搬入や解体作業に支障をきたしてしまうケースがあります。
解体作業によって出た産業廃棄物を処分場へ運搬する為のトラックもスムーズに出入り出来ないといったことも実際に起こります。
解体作業を効率的に進めることが出来ないとなると、解体工事に要する期間が長くなってしまい、それに伴い重機をレンタルする為の費用や人件費なども増えますので、結果として工事費用にも影響が出てしまいます。

アパートの構造・大きさ別費用相場

アパート解体費用相場

①でもご説明しましたが、解体工事の作業内容や工程はアパートの構造によって変わってきます。
当然、それぞれの構造ごとに工事費用も異なります。
では実際のアパートの解体費用相場はどのくらいになるのか、下表にて構造別での坪単価を確認してみましょう。

仮に、解体工事を行うアパートの1階部分が20坪で、上階も同じく20坪であると仮定し、構造別の解体工事費用を計算してみましょう。

今回試算してみる解体工事費用は坪数をもとに簡単に計算したものですので、実際に工事を行う際にはその土地の立地条件など様々な要因も加味されますので、今回試算する費用とは異なる場合があります。

木造（解体費用：坪単価4万円）

鉄骨造（解体費用：坪単価6万円）

鉄筋コンクリート（解体費用：坪単価7万円）

このようにアパートの構造によって解体工事の費用相場には違いがあります。
2階建てで比較すると、木造は160万円に対して、鉄筋コンクリートは280万円と倍近い金額になります。
例え同じ坪数であっても構造が違えば費用は大きく異なりますので注意しましょう。

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