現場ブログ
解体工事に伴うトラブルとは⑤
岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
今回は引き続き工事中に発生しやすいトラブルと、工事後に発生しやすいトラブルの解説をしたいと思います。
無断の追加工事
解体工事では、現地調査ではわからなかった地中埋設物が工事中に発見される場合があります。この場合、基本的には業者が施主に連絡して追加工事の内容を説明したり、施主の希望があれば立ち合いで地中埋設物や費用の確認を行います。また、契約書等にもその主旨が明記されているのが一般的です。
しかし、業者によってはこの地中埋設物の撤去工事を無断で行ってしまうことがあります。地中埋設物は施主にとっては撤去しなくてはならないものです。ですが、このことを利用して、そもそも地中埋設物は発見されていないのに、発見されたかのようにして追加費用を請求してくるケースがあります。
こういった業者を避けるよう、優良な業者に依頼することが一番ですが、施主としても定期的に工事中の現場の確認を行うなどして、地中埋設物を意識するようにして下さい。
追加費用の請求
先程説明したように、業者の追加費用の請求も工事中の発生する可能性のあるトラブルと言えます。
面積が思っていたより広かった、廃棄物の量が思っていたより多かったなど、適当な理由をつけて追加費用を請求してくる場合は要注意です。
優良な解体業者であれば現地調査を適正な手順で行い、測量などもほぼ狂いなく行います。
追加費用は施主と業者の間で事前に取り決めを行い、書面として残しておくことでトラブルを回避することが出来ます。
解体工事の放棄
ここまで悪質なケースも稀だとは思いますが、中には工事費用だけ回収して実際の工事は放置してしまう業者も存在します。ほぼ確信犯的に工事の放棄をしているのだとは思いますが、このような業者に継続して工事を依頼することも不可能なので、まずは弁護士などに相談して、費用の返還を要求して別の優良な解体業者を選別して依頼してください。
解体工事後に発生しやすいトラブル
続いては、解体工事後に発生しやすいトラブルについて解説をしたいと思います。工事を終えた瞬間に安堵感はあると思いますが、本当の最後まで気を抜かずに注意を払う必要があります。
ずさんな整地作業
解体工事後に起こりやすいトラブルの原因として、まずはずさんな整地作業が挙げられます。解体工事は、家屋の撤去作業で終わりではありません。
先程も説明したように、地中埋設物や植栽・置き石の有無によりその撤去や、廃棄物の分別・処分、最後に地面の整地まで求められます。
ただ家屋を撤去しただけの状態では土地自体は荒れた状態です。このままでは土地は売れませんし、新しい建物を新築することもできません。
そのため解体工事において、整地作業は大変重要な作業と言えるのです。
見積書などに整地作業の項目があるかを確認し、家屋の撤去完了後は整地作業の内容確認もしておきましょう。
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