現場ブログ
家屋解体の際に庭木も一緒に撤去してもらえる?撤去費用の目安やどんな準備が必要なのか解説します⑤
岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
前回は業者選びの際のポイントの続きと、庭木の撤去作業を行う際の実際の作業の流れについてや施主様ご自身で撤去作業を行う場合の留意点について解説させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
一連の作業工程や気を付けていきたいポイントをひと通り見てみて「うちにある庭木の大きさならば自分で撤去することも出来るような気がしてきた!」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そうなると、次に気になるのは伐採した庭木の処分方法ですよね?
ご自身で庭木の撤去まではすることが出来ても、撤去によって排出された廃棄物の処分方法はわからないのでそのまま…というわけにはいかないので、本日は廃棄物の処分方法についてお話していきたいと思います。
伐採した庭木の正しい処分方法
庭木の撤去作業を専門業者に依頼する場合には、その業者に伐採した庭木の処分まで一括して頼むことが可能です。
また、解体業者へ家屋の解体工事と並行して庭木の撤去作業を依頼する場合には、その他の廃棄物と一緒に庭木を処分することとなりますので全て解体業者に任せておくことが出来ます。
しかし、施主様ご自身で庭木の撤去作業を行う場合には、撤去作業によって出た廃棄物の処分までご自身で行わなければなりません。
とは言っても「そのような大きな廃棄物を処分したこともないし、どのように対処すれば良いのか分からない!」という方も多いのではないでしょうか?
正しい庭木の処分方法は次の通りですので順番に見ていきましょう。
①地域のゴミ収集日に可燃ゴミとして出す
伐採した木や木の枝などは可燃ゴミとして処分することが出来ます。
その場合には、木をゴミ袋に入れることが出来る程度のサイズに切断し、指定のゴミ袋内にきちんと入れて出しましょう。
その際の注意点としては、木や枝を入れすぎたことによってゴミ袋が破けてしまったり、先の尖った木の枝などがゴミ袋から飛び出すことのないように気を付けてください。
これらのことが原因となり、ゴミ回収員が怪我をしてしまう恐れがありますので十分に注意しましょう。
また、自治体によってゴミの分別方法は様々です。
庭木を伐採した際に発生した木くずは可燃ゴミとして扱っておらず、粗大ゴミとして処分するようになっている場合もあるので、事前にお住まいの地域のゴミの分別方法は必ず確認しておくようにしましょう。
②地域のクリーンセンターに廃棄物を持ち込む
撤去した木の量が多い場合や、大きな木の撤去のため適当なサイズに切断することが困難である場合などには、お住まいの自治体が運営しているクリーンセンターに廃棄物を直接持ち込み処分することも可能です。
クリーンセンターに持ち込む場合には処分費用が発生するのですが、その際の料金は持ち込んだゴミの重量で決められます。
クリーンセンターで廃棄処分しようと思っている木くずが天候の影響などにより濡れてしまったことで重量が増え、それに伴い処分費用も増してしまったということも実際に起こり得るシチュエーションであると言えます。
その場合には、少し日を開けて木くずを乾燥させてからクリーンセンターに持ち込むことで費用を抑えることが出来ます。
クリーンセンターへ廃棄物の持ち込みをする際の料金や手続方法などはそれぞれの自治体ごとに違いますので、電話やホームページなどで事前に確認しておくことをお勧めします。
③業者に依頼して廃棄物を引き取ってもらう
庭木の撤去から処分まで行ってくれる業者としてこれまでにも挙げさせていただきました造園業者や解体業者に廃棄物の引き取り~処分のみを依頼することも可能である場合があります。
また、その他の選択肢としては不用品回収業者や便利屋などに廃棄物の処分を依頼することが出来るか問い合わせてみるとよいでしょう。
これらの業者の中には有料で廃棄物を引き取ってくれるところがありますので、ご自身で処分することが難しいと感じる場合には是非問い合わせてみてください。
④土は木くずとは別に処分する
庭木の撤去作業によって排出された土は、ゴミとして処分することが出来ない自治体が多いのが現状です。
お住まいの地域の自治体まで「土を廃棄したい場合はどのようにしたらいいのでしょうか?」と一度確認しておくと良いでしょう。
もしもゴミに出すことが出来ない場合には、造園業者やお近くのホームセンターなどに引き取って貰えないか問い合わせてみるのも良いでしょう。
園芸用の土を取り扱っている場合には、土や砂利の回収をして貰えることがあります。
このように廃棄物の分別方法や処理方法については、それぞれの自治体ごとに定められた方法が異なりますので、定められたルールに従い適切に行うことが重要です。
庭木の撤去作業を専門業者に依頼するメリットとデメリット
ここまで読んでいただいたところで、施主様ご自身で庭木の撤去はもちろん廃棄処分まで行うことが出来そうだと判断がついた方もいるのではないかと思います。
ですが専門業者に撤去作業を依頼するのか、それとも施主様ご自身で撤去作業を行うのかで金銭面はもちろん様々な面でメリット・デメリットがあると言えます。
そこで、専門業者に庭木の撤去を依頼する場合のメリットとデメリットについてお伝えしていきますので、ここで一度頭をリセットして考えてみて頂ければと思います。
【メリット】
- 専門の業者に依頼をすれば要望に沿った対応をしてもうことが出来ます。
専門業者の中でも特に植木屋や造園業者などの庭木を扱うことを専門に取り扱っている業者に依頼をすれば、施主様より「単に撤去してしまうのではなく別の場所に植え替えてほしい」といったご要望があった場合にもきちんと応えてもらうことが可能です。 - 専門業者では、庭木の撤去に取り掛かる前に適切な工事計画を立てます。
そのうえで撤去作業に移りますので、効率よくスムーズに、なおかつ安全面にも配慮して撤去作業を進めていってもらうことが出来ます。
また、事前に立てておいた計画通り作業を進めていきますので、大幅に予定がずれ込むといった心配も少ないと言えます。
施主様ご自身で慣れていない庭木の撤去作業を行うとなると、どうしてもひとつひとつの工程にある程度の時間を要しますし、計画通りにはいかないということが考えられます。 - 専門業者への依頼さえしてしまえば、あとのことは業者に一任してしまうことが出来ますので、肉体的にも精神的にも楽に過ごすことが出来ます。
施主様ご自身で庭木の撤去作業を行うとなるとチェンソーやはしご、安全靴などの専門用具を買い揃える必要が出てきます。
道具を買い揃えた後は、正しい作業手順を調べ、ご自宅の庭木の大きさや環境に合わせて計画を立てていかなければなりませんしあれこれと考えなければならないことも負担も山積みです。
また、専門業者に依頼する最大のメリットは慣れない作業の為に施主様ご自身やお近くの方がケガを負ってしまう危険性などのリスクがなくなる点ではないでしょうか。
【デメリット】
- 専門業者に依頼すると費用負担が増えてしまう。
やはり施主様ご自身で撤去作業を行う場合に比べるとプロに依頼する分費用負担は増えてしまいます。 - 家屋の解体工事と並行して庭木の撤去を行う場合で、庭木の植替えなどのために解体業者とは別の業者に依頼するとなったときには、また専門の業者を探して見積もりをとり依頼をするといった手間が増えてしまいます。
解体の事でしたらいつでもALIVE constructionにご相談下さい。
お見積り、ご相談は無料となっております。
お問い合わせ方法は、電話・LINE・メール等各種ございます。
弊社ホームページに記載のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡くださいませ。