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斫り(はつり)工事の費用はいくら?単価・相場と見積もりで損しない全知識

こんにちは!岡山の解体専門業者の株式会社アライブです。
「リフォームの見積もり書に『斫り工事』という項目があるけれど、これって一体どんな工事なの?」「自宅のコンクリートの壁を一部だけ壊してドアを付けたいけれど、費用はどれくらいかかるんだろう?」「そもそも『斫り』ってどう読むの?なんだか難しそうで不安…」このように、解体やリフォームの計画を進める中で、「斫り(はつり)工事」という専門用語に戸惑ったり、部分的なコンクリートの解体にかかる費用について疑問をお持ちになったりする方は少なくありません。
この記事では、そんな皆様の疑問や不安を解消するために、私たち解体のプロフェッショナルが、「斫り工事」の基本的な知識から、費用の具体的な決まり方や単価の種類、場所や目的別の費用相場、さらには費用を賢く抑えるためのテクニック、そして最も重要な信頼できる専門業者の見分け方まで、斫り工事の費用に関する全ての情報を分かりやすく、そして網羅的に解説いたします。
この記事を最後までお読みいただければ、「斫り工事」という専門的な工事への理解が深まり、その費用の仕組みを把握することで、適正な価格で安心して工事を依頼するための具体的な知識とノウハウが身につきます。岡山でリフォームや修繕工事に伴うコンクリートの部分的な撤去が必要になった方、解体工事の見積もりに出てきた「斫り工事」という項目について詳しく知りたい方、そしてDIYでは難しいコンクリート工事の費用感を正確に知りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【基本のキ】そもそも「斫り工事」とは?どんな時に必要?工事の種類を解説
「斫り(はつり)工事」という言葉は、建築や解体の業界では日常的に使われますが、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。まずは、この「斫り工事」が一体どのような工事なのか、その基本的な意味と、どんな場面で必要になるのかについて、分かりやすく解説します。
「斫り」という言葉は、工具を使って対象物を「削る」「切る」「穴を開ける」「壊す」といった動作を指す言葉です。特に建築業界では、主にコンクリートを加工・除去する作業全般を「斫り工事」と呼びます。建物全体を取り壊す「解体工事」とは少し異なり、斫り工事は、コンクリート構造物の一部を精密に取り除いたり、表面を加工したりといった、より繊細で部分的な作業を指すニュアンスが強いのが特徴です。
では、具体的にどのような時にこの「斫り工事」が必要になるのでしょうか。
- リフォーム・リノベーション時: 間取り変更のためにコンクリートの壁を一部撤去する、窓やドアを新しく設けるために壁に開口部を作る、キッチンや浴室のリフォームで床のコンクリートを撤去するなど、既存の建物を改修する際に頻繁に行われます。
- 設備工事時: 新しいエアコンの配管や電気の配線、水道管などを通すために、コンクリートの壁や床、基礎に穴を開ける(スリーブ開け)作業も斫り工事の一種です。
- 補修・改修工事時: 古くなって劣化したコンクリートの表面部分だけを削り取り、新しいコンクリートを打ち直すための下地処理(目荒らし)や、ひび割れ部分を補修するためにV字型にカットする作業など、建物のメンテナンスにも不可欠です。
- 解体工事における部分的な作業: 建物本体の解体とは別に、駐車場のコンクリート土間の一部だけを撤去したり、建物の基礎の一部だけを取り除いたりする場合などにも行われます。
- デザイン的な加工: コンクリートの表面を意図的に削って特定の模様や質感を出す、「斫り仕上げ」というデザイン目的の工事もあります。
斫り工事には、ハンドブレーカーや電動ピック、チッパーといった手持ち式の電動・空圧工具や、コンプレッサーで作った圧縮空気を利用する大型の機械などが用いられます。作業の種類も、大まかに壊していく「大斫り」、細かく精密に作業する「小斫り」、コンクリートの表面をきれいに仕上げる「斫り仕上げ」など、目的によって様々です。
以前、ある商業施設の内装改修工事で、デザイン変更のために既存のコンクリートの柱の表面を特定のパターンで削るという、まさに「斫り仕上げ」の作業に携わったことがあります。ミリ単位の精度が求められる非常に繊細な作業でしたが、職人の技術によって無機質なコンクリートが表情豊かなアート作品のように変わっていく様子は、斫り工事の奥深さを感じさせるものでした。このように、斫り工事は単なる「壊す」作業ではなく、建物を再生させ、新たな価値を生み出すための重要な技術なのです。
斫り工事の費用はどう決まる?m2・m3・日当など単価の種類と見積もりの内訳
「斫り工事」の費用は、一体どのようにして決まるのでしょうか。その仕組みを理解するためには、費用の算出に使われる「単価」の種類と、見積書に記載される「内訳」について知っておくことが重要です。ここでは、斫り工事の費用の基本的な考え方と、見積もりを見る際のポイントについて解説します。
斫り工事の費用は、主に「単価×数量」で計算される作業費と、その他の経費を合算して算出されます。この「単価」には、作業内容や規模によっていくつかの種類があります。
1. 斫り工事の単価の種類
- 平方メートル(m2)単価: 壁の表面を削る、床のコンクリートを一定の厚みで撤去するなど、面積で作業量を測れる場合に用いられます。例えば、「壁の斫り 1m2あたり〇〇円」といった形で計算されます。比較的薄いコンクリートの斫り作業でよく使われる単価です。
- 立方メートル(m3)単価: 建物の基礎や、厚いコンクリートの塊など、体積で作業量を測る場合に用いられます。斫るコンクリートの「縦×横×厚み」で体積を算出し、「1m3あたり〇〇円」といった形で計算します。大規模な斫り作業や、コンクリートの厚みが重要な場合に適しています。
- 日当(人工・にんく)単価: 面積や体積で作業量を明確に算出するのが難しい、細かく複雑な作業や、小規模な手直しの作業などの場合に用いられます。これは、「職人一人が一日作業した場合の費用」を指し、「1人工あたり〇〇円」といった形で計算されます。職人の技術レベルによって単価は変動します。
どの単価が適用されるかは、工事の内容によって異なります。業者によっては、これらの単価を組み合わせたり、独自の単価設定をしていたりする場合もありますので、見積もりの際にはどの単価で計算されているのかを確認することが大切です。
2. 斫り工事の見積もりの内訳
信頼できる業者の見積書には、以下のような項目が具体的に記載されているはずです。
- 斫り作業費: 上記の単価に基づいて計算された、実際の斫り作業にかかる費用です。
- コンクリートガラ処分費: 斫り作業で発生したコンクリートの破片(ガラ)を、産業廃棄物として適正に処分するための費用です。ガラの量(重量や体積)によって費用が決まります。
- 運搬費: 発生したコンクリートガラを処分場まで運ぶためのトラックの費用です。
- 重機・工具使用料(損料): ハンドブレーカーやコンプレッサー、あるいは小型の重機などを使用する場合のレンタル費用や損耗費用です。
- 養生費: 斫り作業中に発生する粉塵が周囲に飛散しないように、ビニールシートなどで作業場所を覆うための費用です。近隣への配慮として非常に重要です。
- 諸経費: 現場管理費、事務手数料、交通費など、工事を円滑に進めるために必要な経費です。全体の工事費の5%~10%程度が一般的ですが、内容が不明瞭な場合は確認が必要です。
以前、あるお客様が他社で取られた見積書を持参され、「この『斫り工事一式』という項目がよく分からない」とご相談に来られました。詳しく拝見すると、作業内容や数量、単価が一切記載されておらず、これでは後から追加費用を請求されるリスクが非常に高い状態でした。私たちは、現地を調査した上で、m2単価での作業費、ガラ処分費などを詳細に記載した見積書を再提出し、各項目の意味を丁寧にご説明したところ、ご納得いただき、安心してご依頼いただくことができました。見積もりの内訳をしっかりと確認することが、適正な斫り工事の費用を把握するための第一歩です。
【場所・目的別】コンクリート壁・床・基礎など、斫り工事の費用相場と事例紹介
斫り工事の費用は、作業を行う場所や目的によって大きく異なります。ここでは、代表的な場所である「壁」「床・土間」「基礎」などを例に、それぞれの斫り工事の費用相場と、具体的な事例をご紹介します。ご自身の計画に近いケースを参考に、おおよその費用感を掴んでみましょう。
(※以下の費用相場は、あくまで一般的な目安です。コンクリートの厚みや強度、鉄筋の有無、作業環境などによって大きく変動しますので、正確な費用は必ず専門業者による現地調査の上で見積もりを取ってください。)
1. コンクリート壁の斫り工事の費用相場と事例

間取り変更のための壁の撤去や、窓・ドアを新設するための開口部設置などが主な目的となります。
- 費用相場: コンクリートの厚さが10cm~15cm程度の場合で、1平方メートルあたり約5,000円~15,000円程度。壁の内部に鉄筋が入っている場合は、切断の手間がかかるため費用が上がります。
- 事例紹介:
- リビングと隣の部屋を繋げるための壁の撤去(開口部設置):
- 工事内容:幅2m×高さ2.1mの開口部をコンクリート壁に設置。
- 費用目安:約8万円~15万円程度。壁の厚みや鉄筋の状況、補強の要否によって費用が変わります。
- エアコンの配管用スリーブ(穴あけ):
- 工事内容:直径10cm程度の穴をコンクリート壁に開ける。
- 費用目安:1箇所あたり約15,000円~3万円程度。
- リビングと隣の部屋を繋げるための壁の撤去(開口部設置):
2. コンクリート床・土間の斫り工事の費用相場と事例
キッチンや浴室のリフォームに伴う床コンクリートの撤去、駐車場のコンクリート土間の一部撤去などが該当します。
- 費用相場: コンクリートの厚さが10cm程度の場合で、1平方メートルあたり約2,500円~6,000円程度。厚みが増すほど、またワイヤーメッシュや鉄筋が入っている場合は費用が上がります。
- 事例紹介:
- 在来工法の浴室からユニットバスへのリフォームに伴う床コンクリートの撤去:
- 工事内容:約2畳(約3.3m2)の浴室の床コンクリート(厚さ10cm)を撤去。
- 費用目安:約3万円~7万円程度(ガラ処分費含む)。搬出経路が狭い場合は費用が上がる可能性があります。
- 駐車場のひび割れたコンクリート土間の一部撤去・補修:
- 工事内容:約5m2の劣化した部分を斫り、撤去。
- 費用目安:約4万円~8万円程度(ガラ処分費含む)。
- 在来工法の浴室からユニットバスへのリフォームに伴う床コンクリートの撤去:
3. コンクリート基礎の斫り工事の費用相場と事例
増改築工事に伴う基礎の一部撤去や、設備配管を通すためのスリーブ設置など、建物の構造に関わる重要な部分の作業です。
- 費用相場: 鉄筋の有無やコンクリートの強度によって大きく変動するため、一概には言えませんが、m3単価や日当単価で計算されることが多く、専門的な判断が必要です。
- 事例紹介:
- 増築部分と既存建物を繋げるための基礎の一部撤去:
- 工事内容:建物の耐震性を損なわないよう、専門家が設計した上で、基礎の一部を慎重に斫り、撤去。
- 費用目安:工事の規模と難易度により、10万円~数十万円以上。構造計算費用などが別途必要になる場合もあります。
- 増築部分と既存建物を繋げるための基礎の一部撤去:
4. コンクリート表面の斫り(目荒らし)工事の費用相場
塗装や左官工事の前に、新しい材料の付着を良くするために、既存のコンクリート表面を粗く削る作業です。
- 費用相場: 1平方メートルあたり約1,500円~4,000円程度。求められる仕上げの粗さや作業場所によって変動します。
以前、あるお客様から「古いコンクリートブロックで作られた花壇を撤去したい」というご依頼がありました。一見簡単な作業に見えましたが、現地調査をすると、ブロックの内部に鉄筋が通っており、基礎も深くしっかりとしたコンクリートで作られていました。私たちは、これらの状況を詳細にご説明し、鉄筋コンクリートの斫り工事として正確な見積もりを提出しました。お客様からは「素人目には分からなかった。しっかり調査してくれて、費用の根拠も明確で安心した」とのお言葉をいただきました。このように、見た目だけでは判断できない部分が、斫り工事の費用に大きく影響することがあります。
なぜ高くなる?斫り工事の費用を左右する要因と賢く抑えるための節約テクニック

同じような斫り工事でも、見積もりを取ってみると業者によって費用が大きく違ったり、想定よりも高額になったりすることがあります。一体なぜ、斫り工事の費用は高くなるのでしょうか。その要因を理解し、賢く費用を抑えるための節約テクニックを知っておくことは、予算内で満足のいく工事を実現するために非常に重要です。
斫り工事の費用が高くなる主な要因
- コンクリートの厚みと強度: 最も直接的な要因は、斫る対象のコンクリートの「厚み」と「強度」です。当然ながら、コンクリートが厚ければ厚いほど、また強度が高ければ高いほど、破壊するのに時間とパワーが必要となり、費用は上昇します。
- 鉄筋の有無と量: コンクリート内部に鉄筋(鉄の棒)が入っている場合、斫り作業と並行して鉄筋を切断する作業が必要になります。鉄筋が太かったり、数が多かったりすると、その分手間が増え、費用が高くなる大きな要因となります。
- 作業場所の環境(広さ・搬出経路など): 作業スペースが狭く、大型の工具や重機が使用できない場合は、小型の工具を使った手作業が中心となり、作業効率が落ちるため費用が割高になります。また、斫り作業で発生したコンクリートガラを搬出する経路が狭かったり、階段があったりする場合も、運搬に手間がかかるため費用が上がります。
- 騒音・振動対策や養生の必要性: 斫り工事は、大きな騒音と振動を伴います。近隣が住宅密集地である場合など、防音シートや防振マットといった特別な対策が必要になると、その分の費用が加算されます。また、室内のリフォームなどで、周囲を汚さないようにするための養生の範囲が広い場合も、費用が上昇します。
- アスベストの含有: 古い建物の場合、斫るコンクリートの下地材などにアスベスト(石綿)が含まれている可能性があります。アスベストの除去作業は、専門的な知識と厳重な管理体制が必要となるため、発見された場合は別途高額な費用が発生します。
- 夜間・休日作業の指定: 商業施設内での工事や、お客様の都合で平日昼間の作業が難しい場合など、夜間や休日に作業を行うと、職人の割増賃金が発生するため、費用は通常よりも高くなります。
斫り工事の費用を賢く抑えるための節約テクニック
- 複数の業者から相見積もりを取る: これは基本中の基本ですが、最低でも2~3社から見積もりを取り、費用と作業内容を比較検討することで、適正な価格相場を把握し、不当に高い業者を避けることができます。
- 他の工事とまとめて依頼する: 例えば、解体工事やリフォーム工事全体の中で斫り工事が必要な場合、それぞれの工事を別々の業者に頼むのではなく、一括して一つの業者に依頼することで、重機回送費や諸経費などが一本化され、トータルでの費用を抑えられる可能性があります。
以前、あるお客様がご自身で駐車場のコンクリート土間をハンマーで壊そうと試みられましたが、表面を少し傷つけるのがやっとで、結局私たちにご依頼をいただきました。拝見すると、内部にはしっかりとしたワイヤーメッシュが入っており、専門の工具がなければ難しい状況でした。結果的に、最初から専門業者に依頼した方が、時間的にも費用的にも効率的であったというケースは少なくありません。費用を抑えることも大切ですが、安全性や確実性を考慮し、専門家の力を上手に借りることが賢明な選択と言えるでしょう。
適正価格で安心施工!斫り工事の優良業者を見分けるポイントと見積もり依頼のコツ
斫り工事は、専門的な技術と知識、そして適切な工具が必要な工事です。だからこそ、信頼できる優良な業者を選ぶことが、適正な価格で、安全かつ高品質な施工を実現するための最大の鍵となります。しかし、数ある業者の中から、どのようにして優良業者を見分ければ良いのでしょうか。ここでは、斫り工事を安心して任せられる業者を見極めるためのポイントと、見積もりを依頼する際のコツについて解説します。
斫り工事の優良業者を見分ける5つのポイント
- 専門性と豊富な実績: 斫り工事は、解体業者や内装業者、外構業者など、様々な業者が請け負っていますが、中でもコンクリート構造物の扱いに長け、斫り工事の実績が豊富な業者を選びましょう。ホームページなどで、具体的な施工事例(写真や工事内容の説明など)が多数公開されているかを確認します。様々な現場を経験している業者は、予期せぬ事態にも的確に対応できるノウハウを持っています。
- 現地調査の丁寧さと的確な提案力: 電話やメールだけで安易に見積もりを出すのではなく、必ず現地を詳細に調査し、こちらの要望を丁寧にヒアリングしてくれる業者を選びましょう。その上で、コンクリートの状況や周辺環境を考慮し、最適な工法や安全対策について、専門家としての的確な提案をしてくれるかどうかが重要な見極めポイントです。
- 見積書の明瞭さと誠実な説明: 見積書の内訳が「一式」ではなく、作業内容や数量、単価が項目ごとに細かく記載されているかを確認します。ガラ処分費や諸経費の内容など、不明な点について質問した際に、ごまかさずに誠実に、分かりやすく説明してくれる業者は信頼できます。追加費用が発生する可能性についても、事前にきちんと説明してくれるかどうかもチェックしましょう。
- 安全対策への意識の高さ: 斫り工事は、騒音、振動、粉塵の発生や、ガラ(破片)の飛散など、安全管理が非常に重要です。近隣への配慮(養生や挨拶など)や、作業員の安全確保(ヘルメットや安全靴の着用など)を徹底しているか、その意識の高さを確認しましょう。
- 建設業許可と保険加入の有無: 解体工事を含む建設業を営むには、建設業許可が必要です。また、万が一の物損事故や人身事故に備え、損害賠償責任保険に加入しているかどうかも必ず確認しましょう。これらの許可や保険に加入していることは、法令を遵守し、責任ある事業活動を行っている証となります。
見積もり依頼を成功させる3つのコツ
- 目的と範囲を具体的に伝える: 「なぜ斫り工事が必要なのか(目的)」「どこを、どの程度まで斫ってほしいのか(範囲)」「どのような仕上がりを希望するのか」を、できるだけ具体的に伝えましょう。写真や簡単な図面があると、より正確に意図が伝わります。
- 現場の状況や懸念事項を伝える: 「作業場所が狭い」「近隣に騒音に敏感な方がいる」「この部分は傷つけないでほしい」など、現場の状況や特に配慮してほしい点、懸念事項があれば、事前に伝えておきましょう。
- 相見積もりであることを伝える: 複数の業者に見積もりを依頼していることを正直に伝えることで、業者側も競争を意識し、より誠実で適正な価格の見積もりを提示してくれる可能性が高まります。
以前、あるリフォーム会社様から、お施主様宅の浴室解体に伴うコンクリート床の斫り工事のご依頼がありました。私たちは、ただ斫るだけでなく、その後のユニットバス設置工事がスムーズに進むよう、給排水管の位置を考慮した精密な斫り計画を提案しました。また、お施主様が在宅での工事であったため、粉塵対策として通常よりも厳重な養生を行い、作業時間を区切るなどの配慮を徹底しました。結果として、リフォーム会社様からもお施主様からも、「丁寧な仕事で助かった」とのお言葉をいただき、次の現場にも繋がりました。このように、お客様の状況や次の工程まで見据えた提案と施工ができるのが、プロの仕事です。
まとめ
今回のコラムでは、「斫り(はつり)工事の費用」という専門的なテーマについて、その基本的な知識から、費用の仕組みや場所別の相場、費用が高くなる要因と節約術、そして信頼できる優良な業者の選び方まで、多角的に解説してまいりました。
斫り工事は、リフォームや解体、補修など、様々な場面で必要となる重要な工事です。しかし、その専門性の高さから、一般の方にとっては費用感が分かりにくく、不安を感じやすい分野でもあります。重要なのは、まず「斫り工事」がどのようなものかを正しく理解し、その費用がコンクリートの厚みや鉄筋の有無、作業環境といった様々な要因によって変動するという仕組みを知っておくことです。
そして何よりも、適正な価格で、安全かつ高品質な施工を実現するためには、斫り工事の実績が豊富で、お客様の状況に寄り添った丁寧な説明と提案をしてくれる、信頼できる専門業者を見つけることが不可欠です。複数の業者から見積もりを取り、内容をじっくり比較検討し、納得のいく業者に依頼することが、後悔のない斫り工事への一番の近道と言えるでしょう。
この記事が、斫り工事を検討されている皆様にとって、不安を解消し、安心してプロジェクトを進めるための一助となれば幸いです。
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