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岡山市の空き家解体工事で活用できる助成金制度【社長が100%対応の解体会社|岡山の解体工事はアライブ】

“近年、空き家に対する問題がますます意識されるようになっています。老朽化した空き家をそのまま放置しておくと、倒壊の危険性や防犯などの観点から周辺住民に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。多くの費用が必要となる空き家の解体工事ですが、岡山市の助成金制度を活用することで出費をなるべく小さくすますことができるかもしれません。
この岡山市の解体工事への助成金は、空き家等適正管理支援事業の一環として行われているものです。助成金の交付対象となるのは、岡山市内にある空き家の所有者または所有者からの承諾を得ている人で、市税を滞納していなければ対象となることができます。
対象となる空き家については、岡山市内にあり空き家法という法律によって特定空き家と位置付けられる空き家になります。この特定空き家というものは簡単にまとめると倒壊の危険性の観点や衛生上、景観上の観点から問題があると判断される空き家と想像していただければ大丈夫です。このような空き家は周辺住民の生活環境にも不利益を与えかねないので、速やかな対応が必要です。後にも解説しますが、初めに事前相談があるので、助成金交付の対象になるか不安な方でもまずは岡山市に相談してみましょう。
続いて、解体工事の助成金はどのくらいの額が出るのかについて解説していきます。一連の工事の中で補助の対象となるのは建物の除去工事、敷地にある門や塀などを解体する工事、周辺への危害を避けるための応急措置の三つの工事です。助成金の額としては、これらの工事にかかる費用の3分の1が補助されることになります。ただし、それぞれの工事ごとに助成金の上限額が決められているので注意が必要です。まず、建物本体または、敷地内の門や塀などの除去工事についての上限額は50万円となっています。つまり、この部分の工事については150万円が境目になってくるので一つ数字として頭に置いておくとよいでしょう。次に、残りの応急処置の工事についてです。この工事での補助の上限額は10万円となっています。
それでは実際に補助を受けるために必要になってくる手続きについても見ていきましょう。はじめに助成金制度についての説明や資料の案内を受けるため、事前相談を受けることが必要です。事前相談は予約制なので、必ず予約を取ってから行きましょう。事前相談で説明を受けたら、実際に解体工事の助成金交付を受けるための申請を行っていきます。申請書を岡山市に送ることで申請に対する審査が行われ、交付が決定します。交付の決定後、実際に解体工事を行い、空き家の工事自体は完了します。工事は完了してもまだもう少し手続きが必要です。工事の後は実際に工事を行って、空き家が解体されたことを市に報告する必要があります。岡山市に工事の実績報告を行うことで、市による現地調査が行われ、解体工事が完了したことが証明されます。その後、実際の助成金の金額が確定して、振り込まれるという流れになります。流れだけを見ると非常に難しそうに見えますが、事前相談のようなサポートもあるので行き詰ってしまう可能性は低いでしょう。
また、平成30年度から助成金申請の代理受領というものが始まっています。これは工事費用を一時的に申請者が負担するのではなく、岡山市が直接工事業者に支払うことで、申請者の金銭的な負担が軽減されるというものです。この制度により、補助額を含んだ全体での金額を支払う必要がなくなり、補助額を差し引いた実際の負担額のみを支払えばよくなり、負担が軽減されるのです。
空き家の放置は社会的にも大きな問題になっていますが、助成金の制度を活用することでなるべく負担を小さくして解体工事で対応することができます。速やかな対応が必要になってくるため、制度について興味を持った方は一度岡山市の都市整備局住宅・建築部建築指導課空家対策推進室という部門に問い合わせてみることをお勧めします。”

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