現場ブログ

杭抜き工事は必ずやるべき!?杭抜き工事の概要や相場①

岡山市の皆さんこんにちは!ALIVEconstructionの佐藤勝彦です。

建物の解体工事の際に、杭抜き工事を行うか否かの選択を迫られる場合もあります。

杭抜きをする場合もしない場合も、それぞれにメリット・デメリットがあります。

そして杭抜き工事をするか否か、基本的にその土地の所有者が決めることになります。

解体工事を検討し始めて、初めて杭抜き工事という言葉を聞く方が多いのではないでしょうか。

そもそも杭抜き工事なんてよくわからない!!という方も多いのではないかと思いますが、杭の状態は土地によって異なる為、解体業者と相談して判断することになります。

とはいっても、ある程度の知識があればこれから検討されていく上で役に立つのではないでしょうか。

杭を抜くべきか抜かないべきか・・・
解体を検討されている皆様の判断のサポートになればと思います。

杭抜工事について4回のセクションに分けてお伝えしていきます!

本日は
・ 杭抜き工事とはどんなもの?
・ 杭抜き工事ってやった方がいいの?
この2点について解説していきます。

杭抜き工事とは?

まず初めに、杭抜き工事とはどのようなものなのか解説していきます。

杭について

新しく建物を建てる際には、その建物をしっかりと支える目的で杭が打ち込まれます。

この作業工程は杭基礎工事と呼ばれており、地中深くに杭を打ち込むことにより、建物を下からしっかりと固定することができます。

代表的なものですと、支持層と呼ばれる硬い地盤までコンクリートや鉄でできた支持杭を打ち込む方法や、何らかの理由で支持層まで杭が届かない場合には、摩擦によって建物の重さを支える摩擦杭などが用いられます。

杭抜きについて

建築の際に杭基礎工事によって地中に埋め込まれた杭を、解体工事をする際に抜く作業のことを杭抜き工事といいます。

建物を解体した後にその土地をどのように活用するかによって
杭抜き工事を行うかどうかを決めることができるケースもあります。

例えば・・・
解体した後の更地を売却する予定で解体工事を依頼する方は、
杭を抜く必要がありますので杭抜き工事を行います。

古い家屋を解体した後に新しい家屋を建設予定の方は、
一部の杭は残してそのまま活用することも可能です。

杭を抜くのか抜かないかの判断は、解体工事をするならば必然ということはなく
解体工事後の土地の活用方法次第です!

それに合わせて解体業者に依頼するということになります。

杭抜き工事はするべきなのか?

杭を抜いたほうが良い場合もあれば、抜かなくても問題ない場合もあるとなると自分はどうするべきなのか困ってしまいますよね。
では実際に、解体の際にその杭を抜くべきか否かを事例別にみていきましょう。

売却する場合は抜いておくのがベター

例えば、空き家を解体して更地にしてから売却するという方もいらっしゃるのではないかと思います。

基本的に、更地を売却する場合は地中の杭は抜くのが一般的です。

必ず抜かなければならないという決まりはありませんが、その土地を購入した方がいざ建物を建てるとなった時に、杭が邪魔になってしまう可能性があるからです。

また購入者の方が更地のまま使用したとしても、杭を抜かなかったことが原因で地盤沈下が発生するリスクも出てきます。

売却が済めば自分には関係ないと考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、
売却時には購入者にその旨を伝えておく必要があります。

そして、杭が埋まっていることで土地の売却価格が下がる可能性もでてきます。

杭を抜くには費用がかかる

「土地の価格が下がるのは困るから、抜いておこう!」
そう思った方も多いのではないでしょうか。

しかし、杭抜き工事には解体工事とはまた別に費用がかかります。

更地を売却する場合は解体工事から杭抜き工事まで一連の流れで行うのが一般的ですが、
杭抜きをしないことで工事全体の費用削減になります。

とは言っても抜かない判断をすることで先ほど説明した問題が発生するため、
最終的に杭抜き工事をするか否かの判断は所有者にゆだねられます。

杭を切断するという選択肢もある

杭は、抜くか抜かないかという選択肢以外に、切断する方法もあるのです。

大きく分類すると、杭のカットも杭を残すのと一緒のことかもしれません。

しかし杭が沢山ある場合は、カットする方法を選ぶことにより費用を大きく抑える効果があるのです。

ただし、杭が完全になくなったわけではないので、地価が下がるといった可能性は否めません。

解体後の使用用途で決めるのがベスト

結局のところ、選択肢としては

  1. 杭抜き工事で杭を完全に抜いてしまう
  2. 杭を途中で切断する
  3. 杭を抜かずに残す

この三択にになります。

例えば、更地にした後に駐車場として利用するのであれば、杭を抜かなくて済む可能性も高くなるため、その分の費用を抑えられます。

更地に新たに建物を建設予定でしたら杭を抜くのがベターとされる場合がほとんどですが、地盤調査の結果杭を抜かなくても大丈夫だと判断されれば安心して残すこともできます。

いかがでしたでしょうか?
明日は杭抜き工事にかかる実際の費用や時間についてご説明していきます。

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