現場ブログ
解体工事前に行う電気類撤去やその他ライフラインの手続きとは③
岡山市の皆さんこんにちは!ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
引き続き解体工事の電気撤去の第3章です。
解体工事中に使用する電気はどうするの?
解体工事では、色々な電気設備を使用する場面も出てきます。
しかし、電気類は着工前に撤去しなければなりません。一体電気はどう利用しているのでしょうか?
また、電気を利用する場合にその電気代は依頼主(施主)が負担するものなのか、気になるところですよね。
業者の電気の利用に関しては、依頼主の方々もしっかりと理解しておけば、思わぬ出費が必要になったということを防ぐことができます。
一般的には業者が仮設電気を設置する
解体工事中、その都度電気が必要になれば、一般的には解体業者が仮設電気を設置して利用します。
前述したように、着工前に電線の撤去や電気設備の撤去など、電気は停止しているはずなので、元々あった電気を利用することはできません。
ですから、電気の利用は業者が必要な限りの仮設電気を設置して利用するのが基本です。
誰が電気代の負担をするの?
解体工事で発生する電気の利用料は、特に決まりがあるわけではないので、依頼主と施行者の間でも曖昧になりがちです。
基本的には、見積もりや契約の際の請負額に電気代やその他経費が含まれており、依頼主が負担しているのがほとんどです。
ただ、業者との値引き交渉で電気の利用料を業者負担してくれるかは、依頼主次第な部分もあるので率先して確認してみましょう。
解体工事中の電気の利用料金については前もって業者に確認する
先程お話したように、工事中の電気の利用料金ははっきりとした決まりがありません。ですので、それが元でトラブルに発展する恐れもあるのです。
最悪なケースは、契約金額から電気利用料を追加で徴収されてしまうことです。
仮に業者からの説明が無かったとしても、見積もり時に依頼主から確認してみることで、それらのトラブルを回避することができます。
悪徳業者につかまれば、本来発生した利用料以上に請求された事例もありますので、電気の利用請求書などを見せてもらいましょう。
また、解体工事に限らずですが、見積もり金額が相場と比べ大幅に安い業者には注意が必要です。
違法行為をしていたり、追加で高額請求される場合があるからです。
安さだけに飛びついてしまうと思わぬ損をしてしまうので注意しておきましょう。
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