解体費用の相場　費用が膨らむ理由も解説します！⑥

2022年10月6日(木)更新

岡山市の皆さんこんにちは！ALIVE constructionの佐藤勝彦です。
解体工事にかかる費用が膨らんでしまう様々な理由をご紹介してきましたが、
最後に解体業者の上手な選び方について解説させていただきます。

解体業者を選ぶ際の注意点

沢山の解体業者の中から、どのようなポイントに重点を置いて業者選びをすれば良いのでしょうか。

万が一悪徳業者を選んでしまった場合には、多額の解体費用を請求されたり、解体費用は安くても質の低い解体工事が行われたりと、契約後にトラブルとなってしまう可能性がありますので、信頼できる解体業者を選ぶことが大切です。

契約内容や認可などのチェック

建物の解体工事とは“何もない状態にする”ことですので、これから工事をされる皆さんは
「出来上がりの質にはあまりこだわらない」とおっしゃる方が多いのではないかと思います。

しかし、解体費用の額面だけで業者選びをしてしまうと、結果的に損をしてしまったり、
近隣に迷惑を掛けてしまいトラブルとなる恐れもありますので注意が必要です。

まずは解体業者が都道府県から認可されている業者であるか、きちんと保険加入をしているかどうかを確認しましょう。
多くの解体業者は都道府県から許可を得た上で解体工事を行っていますが、
中には許可を得ていない業者や、加入していた保険の期限が切れたままになっている業者もあります。

それぞれの業者に費用の見積もりをしてもらった際には、
見積もり金額が極端に高すぎたり安すぎたりする業者がないかも要チェックです。
他社と比べて費用が高額な場合は、依頼した解体業者から更に下請けの解体業者に依頼している可能性があります。

この様な場合、手数料として高額な中間マージンを請求される場合や、
工事現場の管理が行き届かなかないことがある為、契約通りに解体工事をしてもらえない危険もあります。

また、反対に解体費用が安すぎる場合には、後々に追加費用の請求をされたり、
不法投棄の危険性や、解体業者から必要書類の発行をしてもらえないケースがあります。

契約内容の確認などは書面でのやり取りを徹底し、不安なことや不明な点がある場合には
きちんと解体業者から説明して貰う様にしておくと安心です。

複数の解体業者を比較する

お住まいの地域内だけでも解体業者は複数ありますので、一社だけに相談して決めるのではなく、
複数の解体業者に相談をして、それぞれの業者を比較検討することを強くお勧めします。

解体工事のために資金準備しておこう

建物の解体工事とは、家屋を取り壊したら終わりではなく、それに伴ういくつかの付帯工事があります。
家屋の解体のことだけを想定して資金の準備をしていると資金不足で困ってしまう可能性があります。

また、家屋の解体作業は自分では行えない大がかりな作業ですので、解体業者に依頼するのが一般的です。
だからこそ、業者選びはとても重要なポイントとなります。
業者選びの結果次第で工事費用や工事の質を左右することとなりますので、必ず業者選びは慎重に行ってくださいね。

是非、この記事を参考にして頂き、どの様な費用がいくら必要となるのか
きちんと理解して家屋の解体に挑んでいただければと思います。

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