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リフォームで知っておくべきアスベスト含有建材!安全な工事のための5つのチェックポイント

こんにちは!岡山の解体専門業者の株式会社アライブです。

「リフォームしたいけど、もしかして家にアスベストが含まれているのかな?」「アスベストのせいで、リフォーム費用が高くなったらどうしよう…」といったご不安はありませんか?アスベストは健康被害を引き起こす可能性があるため、ご自宅に含有建材が使われていないか、どうすれば安全に工事ができるのか、心配になるのは当然のことです。

この記事では、そんな皆様の疑問を解決するため、「アスベスト含有建材」に焦点を当てて、知っておくべき重要なポイントを分かりやすく解説します。アスベストの危険性から、自宅のチェック方法、法律で義務化された調査、費用や補助金、そして安全な業者の選び方まで、幅広い内容を網羅しています。

この記事を最後まで読んでいただくことで、アスベストに関する正しい知識を身につけ、安心してリフォームや解体を進めることができます。特に、築年数が古いご自宅のリフォームを検討しているご家族、建物の所有者の方、将来的に解体を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!


リフォームで知っておくべきアスベスト含有建材!安全な工事のための5つのチェックポイント

ご自宅にアスベスト含有建材が使われている場合、リフォームや解体工事の際に特別な注意が必要です。アスベストは、吸い込むと肺がんや中皮腫といった深刻な健康被害を引き起こす可能性があるため、法的に厳しい規制が設けられています。建物の所有者として、アスベストに関する正しい知識を持つことは、ご自身や家族、近隣住民の健康を守る上で不可欠です。

アスベスト含有建材とは?危険性と法改正のポイント

アスベストは、石綿(せきめん)とも呼ばれ、断熱性や耐火性に優れた天然鉱物です。かつては安価で加工しやすいため、多くの建材に使用されていました。しかし、その繊維が非常に細かく、吸い込むと肺の奥深くまで入り込み、健康被害を引き起こすことが明らかになりました。

アスベスト含有建材の危険性

アスベストは、通常の状態では飛散しませんが、解体やリフォームの際に建材が壊されることで、有害な繊維が空気中に飛散する危険があります。飛散したアスベスト繊維を吸入すると、長い潜伏期間を経て健康被害が現れることがあります。これは、過去の建材使用の歴史から見ても、決して無視できない問題です。

アスベストに関する法改正のポイント

2021年の「大気汚染防止法」の改正により、アスベストの事前調査が義務化されました。これまでは特定の規模の工事のみが対象でしたが、法改正後は建物の大小やリフォーム内容に関わらず、すべての解体・改修工事で事前調査が必要となります。また、2023年10月からは、アスベスト調査を行う際には「アスベスト調査者」の資格を持つ専門家による調査が義務付けられました。これにより、より厳密で正確な調査が求められるようになりました。


自宅に使われているかどうかの見分け方は?築年数と建材の種類でチェック

ご自宅にアスベストが含まれているかどうかは、見た目だけで判断するのは困難です。しかし、建物の築年数や使用されている建材の種類から、アスベスト含有の可能性をある程度絞り込むことができます。

築年数で判断するアスベスト含有建材の可能性

アスベストの輸入・使用は段階的に規制され、2006年以降は原則として全面禁止となりました。そのため、建物の築年数が古いほど、アスベストが使用されている可能性が高くなります。

アスベストが使用されていた可能性の高い時期

  • 1950年~1970年代: アスベストの輸入・使用が本格的に始まった時期で、建材への使用が非常に多かったです。
  • ~2006年: 規制が強化され始めた時期ですが、この時期に建てられた建物にもアスベスト含有建材が使用されている可能性があります。特に、1970年代から1980年代に建築された建物は、アスベスト含有建材が使われている可能性が高いと言われています。

注意すべき建材の種類

建物の外壁や内装材、屋根材、天井材など、様々な場所にアスベスト含有建材が使用されています。特に注意すべきなのは、スレート板、ケイカル板、吹付けアスベスト、保温材などです。これらの建材は、繊維が飛散しやすい「レベル1」から、飛散しにくい「レベル3」に分類されています。


アスベスト調査は義務化?費用は誰が負担するの?

2023年10月1日からは、すべての解体・改修工事において、アスベスト調査が義務化されました。この調査は、工事を始める前に専門家が行い、アスベストの有無や種類、レベルを特定します。

アスベスト調査の義務化と費用の負担者

アスベスト調査は法律で義務付けられており、もし違反した場合には罰則が科せられます。このため、リフォームや解体を検討している方は、必ず事前に調査を行う必要があります。

調査の義務と罰則

アスベスト調査を行わずに工事を進めると、最大30万円の罰金または3年以下の懲役が科せられる可能性があります。また、工事の中止命令が出されることもあり、工期が大幅に遅れる原因にもなります。

調査費用の負担者

アスベスト調査にかかる費用は、原則として建物の所有者や工事の発注者が負担します。調査費用は建物の規模や調査方法によって異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度が相場です。この調査費用は、後述する補助金の対象となる場合もあります。


除去工事の費用相場は?補助金や助成金は利用できる?

アスベスト含有建材が見つかった場合、リフォームや解体工事の前に、専門業者による除去工事が必要です。この除去工事には高額な費用がかかることが多く、家計に大きな負担となることがあります。

除去工事の費用相場と補助金・助成金の活用

アスベストの除去費用は、アスベストの種類や除去範囲、建物の構造によって大きく変動します。

除去工事の費用相場

アスベストの除去費用は、飛散しやすい「レベル1」のアスベストが最も高額になります。例えば、吹付けアスベストの除去費用は、1平方メートルあたり1万円から5万円程度が相場とされています。一方、飛散しにくい「レベル3」の建材(スレート板など)は、比較的安価で、1平方メートルあたり数千円程度で済む場合もあります。

補助金・助成金制度の利用

アスベストの除去工事や調査費用を軽減するため、国や地方自治体では様々な補助金・助成金制度を設けています。これらの制度を利用することで、費用の全額または一部を助成してもらうことができます。例えば、岡山市でもアスベスト調査や除去に関する補助金制度があるため、事前に確認することをお勧めします。申請には条件がありますので、専門業者や役所に相談してみましょう。


除去から解体まで!安心・安全なリフォーム業者の選び方

アスベスト含有建材の調査から除去、そして解体工事までを安全に進めるためには、信頼できる専門業者に依頼することが何よりも重要です。適切な知識と経験を持たない業者に依頼すると、アスベストが飛散し、健康被害や近隣トラブルに発展する可能性があります。

信頼できる業者の選び方

アスベスト関連の工事は、専門的な知識と高度な技術が求められます。

専門業者を選ぶ際のチェックポイント

  • 資格の有無: 「アスベスト調査者」や「特別管理産業廃棄物管理責任者」などの資格を持つスタッフが在籍しているか確認しましょう。
  • 実績と経験: アスベスト含有建材の解体・除去工事の実績が豊富で、適切な作業手順を踏んでいるか確認しましょう。
  • 適正価格の提示: 複数の業者から相見積もりを取り、適正な価格でサービスを提供しているか比較検討しましょう。
  • 法令遵守: 「大気汚染防止法」など、関連法規を遵守し、適切な手続きや届出を行っているか確認することが大切です。


アスベストの健康被害とリスクの管理

アスベストは、その繊維が非常に細かく、空気中に飛散した際に目に見えないため、知らず知らずのうちに吸い込んでしまう危険性があります。吸入されたアスベスト繊維は、肺の奥深くに残り、長い年月をかけて健康被害を引き起こします。

アスベストが引き起こす病気

アスベストにさらされることで発症する病気には、肺がん中皮腫アスベスト肺などがあります。特に中皮腫は、アスベスト曝露との関連性が非常に高く、発症すると進行が早く予後が悪い病気として知られています。これらの病気は、アスベストを吸い込んでから15年から50年という長い潜伏期間を経て発症することが多いため、「過去にアスベストを吸い込んだかもしれない」と不安に思う方も少なくありません。

アスベストリスクの管理

アスベストによる健康被害を防ぐためには、何よりもまず、アスベストを飛散させないことが重要です。リフォームや解体工事を行う際は、必ず専門の業者に依頼し、適切な飛散防止対策を講じてもらう必要があります。

  • 湿潤化: アスベスト含有建材を解体する前に水を吹きかけ、アスベスト繊維が空気中に舞い上がるのを防ぎます。
  • 隔離養生: 工事エリアをシートで完全に覆い、アスベスト繊維が外部に漏れないようにします。
  • 負圧除じん: 工事エリア内の気圧を外部より低く保ち、空気が外に漏れるのを防ぐ特殊な装置を使用します。

これらの対策は、専門的な知識と技術が必要なため、DIYでの解体やリフォームは絶対に避け、必ずアスベストの知識と経験が豊富なプロに任せることが大切です。ご自身やご家族、そして近隣の方々の健康を守るために、アスベスト対策を最優先に考えましょう。

 

まとめ

この記事では、「アスベスト含有建材」について、その危険性から法律で義務化された調査、費用、そして安全な業者の選び方まで詳しく解説しました。リフォームや解体工事を検討する上で、アスベストに関する正しい知識を持つことは、安全を確保し、無用なトラブルを避けるために不可欠です。

アスベスト調査や除去は専門的な作業です。ご自身で判断せず、信頼できる業者に相談して、適切な対応を行うことが最も重要です。

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